2010-08-12

障害なんだとしみじみ思う

今日子どもとぶつかって、怒鳴ってしまった。

子どもは、アスペルガーとか、高機能自閉と言われるタイプの障害を持っている。

知的に遅れがないので、黙っていればわからないのだが、わかってもらえないせいで問題も起きやすい。

怒鳴っても仕方ないことはわかっている。しかし、心ないことを次々とぶつけられると親でも傷つく。

こっち側の思惑や感情は一切伝わらないので、仕方はない。

察するような器用なことはできない。一切は言葉で処理されて、些細なことは存在しないも同然。

しかし、時には「どうして、心ないことを言うんだ」と絶望的な気持ちになる。

どうしてわからないのかなぁと思うんだが、これが障害ってことなんだな。

親だからとか、大切な子どもだからとか、そうやってなにかをしてやっても、わからない。

目の前にある事実だけ、それも自分自身に見える部分だけが情報として頭に入る。

それを根拠にするから、話していて悲しくなる。

利害でしか結びついていない関係でも、実は感情をクッションにしていたんだなと。

手加減なしに、言葉をぶつけられるのは、こんなに辛いとは思わなかった。

少しずつは変化しているんだが。

10回言われてわかることが、100回、1000回説明しなければわからない。

いくら丁寧に解説しようが、やりたくないことはやらないし、目の前にある楽しみが大事。

で、一体いつまでこの繰り返しが続くのだろうと。

まとわりつかれると、邪険にしてしまう自分をひどいと思うが、

この子がいない時間が時折ないと、気が狂いそうになるんだが。

  • 戸部けいこさんの“光とともに・・・”ってマンガをご存知ですか? アスペルガーの子の話です。もう読んでいたらすみません。

  • 定型発達の子供より時間はかかるけれど、成長することで、足りない部分を補うように、いろいろ出来るようになるよ。 すでにはじめているかもしれないけれど、ペアレントトレーニン...

  • 返信ありがとうございます。 アドバイスありがとうございます。 遅くなってすみません。 『光とともに』は半分ぐらい読みましたが、うちの子とは全然タイプが違うので、あまり参考...

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