2010-06-26

http://anond.hatelabo.jp/20100626151109

よくわからんが、その進度の違いっていうのは、その後の業績に関係するの?

別に。早熟であることは能力が高いこととは違うからね。高校でゆとり生活を送るか大学ゆとり生活を送るかの違いだけ。

もっとも日本大学アメリカの高校も言われるほど楽なわけではないが。

たとえば、日本大学生のほうが、他国の学生よりも、(より高度なことを勉強してるわけだから)アメリカの一流の大学院に多く進学するとか。

なんでみんながアメリカ大学院を目指さなきゃいけないわけよ。あんたみたいな人って言っちゃ悪いけど、わけもわからずに東大東大と言ってる人と何も変わらないと思うよ。

大学院ってのは指導教官で選ぶべきものだし、そのために東大の学部から地方大の大学院に行くという選択肢だって普通にあるんだよ。就活で不利になるかもしれないというのだけがちょっと問題だけど。

もっとも、修士進学時点ではそこまで業界事情がわかっていることは非常に稀なので、米国大学院に行くことは、異文化体験や英語力の養成というメリットと、高い学費や語学ハンディによる留年・挫折リスクトレードオフだと考えればいい。アメリカ文学みたいに、アメリカにいること自体がメリットの分野なら別だけど。どっちにしてもこれは学部の早い段階からTOEFLの準備をしていないと難しいので、実質的にはアメリカ好き・語学好きな奴だけが取る選択。

というか分野にもよるけど旧帝大あたりの教官はだいたい世界レベルだから。米国大学教育が優れているのは、(優秀な指導教官の)質よりも量ではないかと思う。

ただし、化学生物実験系みたいに金やコネが強力にものを言う世界(有り体に言えば生臭い世界)では米国の方がいいという話も聞くね。そもそもネット内外で「日本大学ダメ米国に行け」と言っている人はその分野の人が多い。

記事への反応 -
  • http://kenmogi.cocolog-nifty.com/qualia/2010/06/post-9d62.html 日本の大学入試は「プロクラステスのベッド」とか聞いた風なことを言ってる割に、自分自身の学識のなさを暴露しているんだから噴飯も...

    • というか、アメリカの大学生の勉強量が多いのは、日本の受験勉強と同じような内容を学部教育に詰め込んでいるからという面もかなりある。日本の大学の1年後期や2年前期の電磁気学...

      • よくわからんが、その進度の違いっていうのは、その後の業績に関係するの? 別に。早熟であることは能力が高いこととは違うからね。高校でゆとり生活を送るか大学でゆとり生活を...

        • まあ落ち着きたまえ。気に障ったのならすまん。ごめんなさい。 なんか日本の制度のほうが優れてるって読めたから、書いてみただけだよ。茂木の話とは分けるべきだな。 ただ、 大学...

          • 元増田じゃないが 指導教官で選ぶのはリスクがあるのでは? 移っちゃうかもしれないからね。 だったら、その大学院が目指す研究分野の拠点になってるかどうかのほうが重要だと...

            • 指導教官で選ぶってのは教官単体でなくその大学が拠点になっているかどうかって意味も含まれてると思うぞ。 そうでなくても外部への院進学を考えるなら受ける前にあらかじめア...

          • 指導教官で選ぶのはリスクがあるのでは? 移っちゃうかもしれないからね。 日本の国立大学間同士だと研究指導委託という制度があるので 先生についていくけど、元の大学で学位を...

          • なんか日本の制度のほうが優れてるって読めたから、書いてみただけだよ。茂木の話とは分けるべきだな。 ごめんね、そういうつもりはなかったんだ。 ただ、はてな民とかを中心に「...

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