大手のIT子会社で、仕事は上から降ってくる。それほどキツくない仕事量で、圧縮されていれば定時帰りも余裕な量が、小出しに出てくるため、毎日暇して残業代を稼がせてもらっている。
何が不満か。
全容が隠されていること。担当が厳密に定められていて、お前らはこれをやればいい、というような状態にある。隣のチームがデスマ状態に突入していて、こちらは幾らでも手を貸せる状態であっても、手を貸すことも出来ない。それどころか、他のチームのバグを発見し、修正方法がわかっていたとしても、公にそれを伝える手段がない。
書類手続きが肥大化していること。プログラムにバグが発見された場合修正と再レビューを行うが、レビューは仕様書レベルで行われる。たとえコーディングレベルでの誤りであったとしても、一時間余にわたり仕様書の再レビューを繰り返すことになる。しかも観点は同一なので、結論は以前同じとなる。たとえ納期が迫っていても同様である。また、開発サーバ停止などの緊急事態発生時にも、作業者判断での応急処置を取ることが許されず、書類説明を必要とするが、書類説明は実作業について何ら説明していないため、リスクの把握等緊急時対応における実行可否の判断は不可能であり、該当業務における責任担当の明確化以外の何らの意味を有していないが、そんなものは事前に決まっている。
書類手続きの遅延により、実開発が滞っていること。上述の手続き肥大化により、本当にレビューが必要なコンポのレビューが遅延している。遅延による損失は残業によって補間される。
これって何か私の考えていたのと違う。
追加。
就業時間や残業についても疑問が残る。午前中仕事が発生しないのがわかっていても出社時間は決まっていて、殆ど仕事をしていなくても居れば居るだけ残業代は発生する。残業代を節減しょうとPMは帰らせようとするが、これによって作業の遅延を招く。残業代出なくてもいいからやっておきたいところがあっても、それを認めてくれないし、終電とっくに過ぎていて泊まり込みたくても、残業代の問題があるため認めてくれない(タクシー代は出るが、職場で寝た方が睡眠時間的にも良いハズ)。その他にも、たとえば夜間(デスマってる部署はほぼ常に深夜残業しており、サーバも稼働している)出社させてくれれば、余ったサーバで日中は難しいテストを行うことが出来るはず。夜間の8時間を通常勤務とみなしてもいいはずなのに、それをしない。おかげで自宅に基礎テスト用の環境を構築するはめになるが、これによって残業代は全て吹き飛んでしまう。
給与についても気になることがある。未だ目立った手柄を立てていないのに何故昇給するのか意味不明だし、同期一律というのもおかしい。これでは会社は、私の技能について良い点も悪い点も全く認識していないと言っているようなものだ。ずっと技術者に憧れてきた人間にとって、これほどやる気を削ぐものはない。そして給与は作業量の割には多く、それに見合う作業をしたいのに、既に書いた理由により動きは制限されてしまう。
飲み会等のイベントが多すぎるし、ほぼ強制参加なのも疑問。しかもこれらも就業時間に含まれており、金は会社から出る。就業時間なら作業をすべきだろうに。また、その金があるならプロジェクトにつぎ込めば、その分作業時間や物的リソースに余裕が生まれるはず。
組織が大きいと決まり事が多くて柔軟性がなくなるんだよなあ。