2010-06-14

日本サッカーが低迷したのは誰のせい?

選手指導者、協会関係者の不甲斐なさは散々批判されているが、

では批判を浴びせる側のメディア評論家・ファンはどうだろう?

優秀な選手監督がなかなか育たないと嘆くなら、

優れた人材が育つような土壌を作るべきだった。

僕たちはもっとJリーグをはじめとした国内サッカーに目を向けて、

盛り立てるべきだったのではないか。

2002年の日韓ワールドカップ前後

日本国内のサッカー熱が最高潮に高まっていた時期というのは絶好の機会だったのだが、

ここで生まれたのは海外サッカーを礼賛するあまりに日本サッカーを蔑視する空気だった。

民放TVJリーグをほぼ完全無視、

評論家日本サッカーが如何に未熟かつ稚拙で魅力に欠けるかをしつこくアピールし、

そんな評論に乗せられたか、海外サッカーファンの中には、

いつしか「上質な海外ブランドを愛で、国内モノには目も向けない自分」に酔う傾向が生まれた。

気分だけ海外の一流国で日本サッカーなんてダメだ、ダメだと言ってる間に本当にダメにしてしまった。

本当に日本サッカーに強くなって欲しいなら、発展して欲しいなら、

なぜこんなにも日本国内のサッカーを軽視してきたのか。

日本国内のサッカーから目を背けておいて

日本サッカーの集積である代表チームを批判するのは

育児放棄をした親が子供の不出来を罵るようなものなんじゃないだろうか。

  • 低迷っつーか、そもそも強かった時期あったっけ? むしろ勝てる訳ないのに勝てといわれているのが気の毒だ。参加するのに意義があるでいいじゃんもう。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん