2010-06-01

君はたぶんひとりじゃない

働きはじめて2週間が過ぎました。

いまは充実していて、毎日が楽しいです。

ほんの3か月ほど前まで、こんなにも楽しい毎日があるなんて想像もできませんでした。

わたしが外に向かって一歩踏み出せた、はっきりとしたきっかけはありません。

22才の時、専門学校中退して、そのあとも仕事が長続きせず、ひきこもっては出、ひきこもっては出を繰り返してきました。

ひきこもっているときは、昼と夜が逆さになって、ほとんど煙草ネットだけが生活の友でした。

自分には生きる楽しみも、希望も、資格も、価値もない。

わたしの人生はもう終わってる。

このまま消えてなくなりたい。

そんなことばっかり考えていました。

去年の秋、未遂もやってしまいました。

でも、今わたしは生きてここにいます。

どんなに落ちぶれても、静かにじっと見守ってくれた家族

どん底の時に繋がってくれていた友達。

マイペースゆっくりやっていけばいいんだよ」というメッセージをいつも送り続けてくれた先生

わたしはひとりじゃない

わたしは支えられている。

命を捨てようとした時、やっとそのことに気がつきました。

周りを見渡せば、感謝したいひとたちに囲まれていて、自分はほんとうにラッキーだし、幸せ人間だと思います。

友達が言ってくれたのですが、

神さまは背負えるだけの荷物しか背負わせないのだそうです。

自分のところに何か途方もない大きな問題がやってきたとしても、それはあなたに背負える内容だというのが神さまからのメッセージなのだそうです。

もし逃げたり、目を背けたりしても、それがあなた自身だから大丈夫。必要な時に必要なものが必ず現れるから。

わたしはこの言葉にほんとうに勇気づけられました。

雨はいつか止むし、夜はいつか明けるし、季節は移り変わる。

良いことも長くは続かないように、悪いことも長くは続かないのだと思います。

わたしがいまいちばん幸せだなぁと思うのは、

明日なんて来なければいいと思っていたのが、

明日を信じられるようになったことです。

ささやかでいいから、明日希望を持てるようになったことがいまいちばんうれしいです。

いま苦しんでいる人に伝えたいのは、生きることだけはあきらめないでほしいということです。

明日のことはほんとうに誰にもわからないから。

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