例えば「国連常任理事国のうち、中国以外は国連に加盟している」という文章は明らかに変に思える。
けど、論理学的には真だ。確かに中国以外の国は国連に加盟しているし、この文章では中国については言及していないので、論理学的にはこの文章は、中国が国連に加盟しているともいないとも言っていない。
でも一般の会話や議論でそういう意図で話す/受け取る人がどれくらいいるだろうか? 普通は、その文章だと「国連常任理事国のうち、中国だけは国連に加盟していない」とも述べているように取るだろう。もちろん論理学ではその解釈は間違いなわけだけど、普通はそう取って当然。もちろん、自分がそういう解釈をされてしまう表現を回避することはよい心掛けだけど、人にそれを強要するのは単なるウザい人だ。
「「国連常任理事国のうち、中国以外は国連に加盟している」という自然言語表現は論理学的には真だ」というのは間違い。かかる自然言語表現は、論理学的には偽。
「「国連常任理事国のうち、中国以外は国連に加盟している」という論理学表現は論理学的には真だ」であれば正しい。
そもそも自然言語の「以外」は対象物を除外することまで意味に含んでいるので、論理学の「以外」とは意味が違う。別の単語。なので、論理学的な真偽を評価するには、それ以前にまず自然言語表現を論理学表現に翻訳する必要がある。「国連常任理事国のうち、中国は国連に加盟していない。中国を除く国連常任理事国は国連に加盟している」。
数学の「倍」と漢語の「倍」が意味が違うのと同じ問題。「『人一倍の努力』って人並みじゃんwwww」と言っているのは、詭弁以前に単に言葉を知らないだけ。
両者は別の言語なので、言ってしまえば「掘った芋いじるな」と言われて「今は19時40分です」と答えるようなとんちんかん。
まぁ、だから「一般の会話/議論を論理学的に解釈する人たち」が「ウザい人」なのは間違いとまでは言い切れないが、ウザイと言うより文盲と言った方が正確。
誰かが吐いた言葉を論理学的に見たときに矛盾や誤謬が生じるならそれは詭弁だけど。自然言語を、言葉の意味通りに解釈して、論理学に当てはめて考えるというのもそれはそれで詭弁...
例えば「国連常任理事国のうち、中国以外は国連に加盟している」という文章は明らかに変に思える。 けど、論理学的には真だ。確かに中国以外の国は国連に加盟しているし、この文...
「「国連常任理事国のうち、中国以外は国連に加盟している」という論理学表現は論理学的には真だ」であれば正しい。 浅学なので聞くんだが、そもそも「以外」って述語は論理学で...
一体君は何が言いたいのだ? 「「国連常任理事国のうち、中国以外は国連に加盟している」という自然言語表現は論理学的には真だ」というのは間違い。かかる自然言語表現は、論理...
最近論理学を勉強して楽しくて仕方が無いんじゃないの。
元文章は、まさにそれを言っている。 言ってない。 「明らかに変に思える」「とも述べているように取るだろう。」「普通はそう取って当然。」(強調引用者)という表現にそれが現...
君は、人と議論するときの根本的な大原則を知らないようだ。 お互いが別の前提条件や言葉の定義を使っている場合には、全く別の結論が出ても何ら不思議はないし、もはやまともな...
例えば「国連常任理事国のうち、中国以外は国連に加盟している」という文章は明らかに変に思える。けど、論理学的には真だ。 論証部分は正しくても内容が誤っているから結論は妥...
俺にとっては「国連常任理事国のうち、中国以外は国連に加盟している」から「中国のことは加盟とも加盟してないとも言ってない」と捉える方が自然だな。 どっちかというと、勝手に...
ところで詭弁とは http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A9%AD%E5%BC%81 詭弁(きべん、sophism)とは、しばしば説得を目的として、命題の証明の際に、実際には誤りである論理展開が用いられている推論...
以前増田に書いてあった それ以上でもそれ以下でもない = 空集合 を見てから、このセリフを聞くたびに、頭の中にΦが浮かぶ。
「金融商品なんて、中身の無いものを売るのはけしからん!金融業は虚業だ!」 「っていうかうちらの仕事、そもそもΦなんすよ。」
おーい山田くーん、座布団一枚。
kwsk
金融 Φなんす
それでΦなるあんさー。
それは、「Φなるあんさ(す)」までかかってるんだよね?
意外に反応があった。ふふふ。 蛇足ながらさらに補足すると、 ・「中身の無いもの」「虚業」 ・Φ(空集合)
Φを見るたび、頭の中にオマンコが浮かぶ。