2010-05-09

http://anond.hatelabo.jp/20100509024152

元文章は、まさにそれを言っている。

言ってない。

「明らかに変に思える」「とも述べているように取るだろう。」「普通はそう取って当然。」(強調引用者)という表現にそれが現れている。

「思える」「ように」「だろう」という表現は、他の解釈の余地を残している。「そう取って当然」という表現は、「そう」以外の取り方もありうる事を内包している。

けれど実際には「明らかに変である」、「とも述べていると取る」、「そう取らないと誤り」。それ以外の解釈は、自然言語的には誤り。

自然言語を、言葉意味通りに解釈して、論理学に当てはめて考える」などという日本語がおかしい。

かかる表現にも関わらず、元増田の想定している行動は「自然言語を、論理学の述語の意味通りに解釈して、論理学に当てはめて考える」行為。

自然言語の「以外」に対し「この文章では中国については言及していない」と考えた場合、そもそも「自然言語を、言葉意味通りに解釈」したことにならない。「中国」に対する言及まで含むのが、自然言語の「以外」の「言葉意味」だから。

元増田が「以外」という自然言語を正しく理解していないがための混線を突っ込んでる。

論理学的に解釈する行為が端的に誤りであるという事実に気づかなかったからこそ、元増田は「詭弁」という正鵠の少し横を射ることになった。

 

元の文章では「一般の会話/議論を論理学的に解釈する人たち」のことを「ウザい人」と表現しているわけではない。

これはその通りだわ。おまけだからって雑にやりすぎた。

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