2010-03-28

http://anond.hatelabo.jp/20100328123423

区別というのが、「女性」である必要はないんじゃないだろうか。

結婚しても退職しない女性

そして、妊娠しても退職しなくていい「会社職場)」は、実際にある。

勿論、仕事だけじゃなくて家庭での認識もそうだ。

けれど、そうじゃない所が多いのも事実

元増田会社職場は、女性結婚、そして妊娠に配慮ができたんだろうか。

そもそも、元増田自身はどうだったんだろうか。

ちゃんと、部下から報告、相談を事前に受ける事ができるよう、

人間関係や、気楽に口にできる環境の整備に気を使っていたんだろうか。

一般的に結婚退職はあっさりする物じゃない。

今時だから式、披露宴イラネ、っていきなり結婚しちゃう人はいるとは思うけど

最低でも半年以上は準備期間が必要な物。

下手すれば仕事なんかよりもずっとスケジュール管理を強いられる。

デキちゃった婚だってそうだ。

妊娠した!仕事やめなきゃ!なんて、本当は女性本人にしてみればナンセンスそのものだ。

自分の周りでも、勘違いな区別で泣いた子が一杯いる。

典型的な、結婚の報告をしただけで、

「じゃ退職はいつ?求人とか予定があるから、早めに言ってね」と言われたり

妊娠で体調が落ち着くまでの数カ月、”残業をやめたい”と言ったら

妊娠仕事ができないのは仕方ないよ、むしろ、安泰にしてね。会社には来なくていいよ」と言われたり

その反面、必要な区別さえしてもらえず、

妊娠中なのに激務で胃潰瘍悪化させて喀血したり、

疲労から流産危険がある、って入院して、そのまま入院先でも仕事をさせられた人もいる。

独り身から結婚しただけで、女性は負担が増大する事が多い。

一方的に女性は家庭に入るべきだ、と思われたり

例え仕事をしても、家事は全部女性がすべきだと思われたり。

それでもその相手と結婚する、とその人が決めたのだから

前者なら仕方ないとしても、後者ならその人を戦力と思っているならばこそ

それを生かせる雇用形態なり、仕事の割り振りなりを考えるべきだ。

元増田には、相手への区別をつける、という考え方じゃなくて

折角の戦力を生かし続けれる土壌を作る努力をしてほしい。

相談できる相手がいる事、そして、結婚しても、妊娠しても是非続けてほしい、その為に都合はつける、という言葉

随分沢山の女性の気持ちが変わるだろうし

男性だって、そういう気持ちを持っていれば、「辞めなければいけない」ような考えや職場は減るはずだ。

それが無理だ、というならば、それはその女性たちの責任でもなんでもない。

選択と犠牲を強いられたのは、むしろ彼女たちの方で、

区別はすでに行われているのだから。

  • 元増田です。TBありがとうございます。 > 元増田の会社や職場は、女性の結婚、そして妊娠に配慮ができたんだろうか。 > そもそも、元増田自身はどうだったんだろうか。 会社とし...

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