まずは、合格した人は本当におめでとう。
そして、ようこそ高専へ。
このエントリーでは、高専に入って意識しておいて欲しいことを書く。
高専に入ってまず感じることは、その自由度の高さだ。
授業を休もうが、授業中に漫画を読もうが勝手である。(低学年のうちは漫画やゲームを没収してくる先生はいる)(ただし授業中のおしゃべりは他人に迷惑をかけるので当然禁止)
ただしテストは欠点は普通高に比べ高く、60点である。(大学レベル)
逆に言えば、その点数が取れるなら、どれだけ適当に授業を受けようと自由だ。
高専は難しくて留年するなどと言っている人もいるが、基本的に留年しないだけなら簡単なのである。
さて、君はこれからこの比較的自由な環境で5年間過ごすことになる訳だ。
5年間だよ?5年間。しかも15~20歳という非常に大事な(性格や目標がある程度形成される)5年間を過ごすわけだ。
この5年間をどう使うかで、君の将来は変わってくる。
さっきは自由だと書いたが、5年間怠けていると、非常に大変なことになる。(怠けていても卒業できるのだ)
高専入学時にそこそこ頭がよいつもりでも、卒業時には頭の回転が確実に鈍くなっている。
頭は使わないと劣化するのだ。
高学年になってから後悔しても遅い。
高専生活は自由だし楽しいが、意識を高く持つことが非常に大切である。
将来いい大学に編入したい人、いい企業に就職したい人、研究者になりたい人、プログラムを極めたい人、ロボットを作りたい人・・・。
色々な目標を持つ人がいると思う。
だからといって、明確に目標もない、何をしたらいいの?って人もいると思う。
その全員に共通する、低学年のうちに意識しておくことは、理系・専門・英語の教科を完璧に理解すること。
毎回100点近い点数を目指すべきだ。
授業は適当に聞いても良いと最初に言ったが、結論としては結局真面目に聞きなさいということが言いたい。
低学年時の数学・物理・化学・専門・英語は全て高学年になっても大学に入っても大切なのである。
その上で、プログラムなり、部活なり自分の趣味にはげみなさい。(ここらへんも詳しく書きたいが、人によってやりたいことは異なるので・・・
さて、厳しめに書いたが、これは筆者が非常に後悔しているためである。
5年間。非常に長い。この5年間をどう使うかで人生が変わってくる。