2010-02-27

中世ヨーロッパ人の暮らしを語るスレ

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234 名無しさんの主張 :2001/04/27(金) 10:04

»226

寒さについては、薪や石炭やドンドン焚けば暖は取れるから問題なかったが、

問題だったのは照明だったらしい。

城に限らず、中世近世ヨーロッパ建物は石か煉瓦造りで、

壁で建物を支える構造だから、窓が少ない。(窓を大きく取ると建物が弱くなる)

例え窓が大きく取れても、冬は寒いから窓なんか開けられない。

もちろんガラスなどないから、木の窓を閉めれば中は真っ暗。

昼間でも松明などの照明は欠かせなかった。

絶えず暗いので、暗いところを好むのネズミなどの繁殖には適していたため、

城や教会などの大きな建物ではネズミが大繁殖し、ペスト流行の原因にも

なった。

一方、日本の家屋は柱構造で、必ずしも壁は必要としない。

また、障子という建具があったため、室内は明るいのが普通

現在でも欧米の家庭やホテルのどの部屋は白熱灯の薄暗い部屋が多い。

日本の家庭では蛍光燈の明るい部屋を好む。

(ホテルなどでは欧米風にしているから日本でも白熱灯の薄暗い照明になっている)

これは建築文化の違いから来ているらしい。

俺も、出張ホテルに長期滞在することが多いのだが、ホテルの暗い照明には

耐えられない。本を読んでいても目が疲れる。しかし、欧米人はあれの方が

落ち着くらしい。

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