2010-01-23

国民不在の「優位性ゲーム」を続ける政界と一部マスコミ

ttp://news.livedoor.com/article/detail/4565250/

鳩山首相の「ブレ」は、ここ数年の日本政界を象徴している。ひたすら勝ち馬に乗ろうと必死な政治家が増えたことが、政界を混乱させてきたのではないだろうか。政策よりも政局ばかりが重視され、たまに語られる政策は、長期的視野を失い、目先の選挙目当てのバラマキばかり。そんな状況を集約した存在が、われわれのリーダーである。

衆院予算委員会は22日、2日間の基本的質疑を終えた。鳩山由紀夫首相は自身と民主党小沢一郎幹事長の『政治とカネ』の問題を野党に追及され、発言を二転三転させた。平野博文官房長官は同日の記者会見で『慎重に発言した方が誤解を招かなくてよろしい』と異例の苦言を呈した。発言の『ブレ』の背景には小沢氏との距離感への苦悩もにじむ」(日経新聞

 一方、一部マスコミは相変わらず愚民思想報道を止めない。鳩山首相が「朝三暮四」の意味を間違っていたことを、嬉しそうに報じている。産経新聞は「麻生太郎首相漢字の読み違いを連発し、『漢字が読めない首相』として内閣支持率低下の一因になった」と、麻生首相を引き合いに出しているが、それこそが悪しき愚民思想である。

 昨年、平野博文官房長官が「誘拐」を「ゆうわく」と読み間違えたという、どうでもいい報道がなされた時にも書いたが、一部マスコミは、有権者の知能レベルを心の底からバカにしている。

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