朝日新聞の記事の「オーサー・ビジット2009」の「石田衣良」氏の欄を見て
この高校生たちを「いっぱしの社会者」にするにはどんなことが必要だろうか?と思った。
1/ 他人との交換が可能なレベルの、知識、知能、技能、才能、スキル、 といったもの。
2/ 自分を高めていく力、探求心、学習力、ハック力、といったようなもの。
=>エチカの鏡で見た「探求心を育てる小学校」とか、「全米注目の日本人天才兄弟」とかもその力があった。
=>また、フィンランドでは「自ら学ぶ力」の衰えた子供が増えて問題となっている、という話。
3/ 組織の中で、うまく自分の脳力を発揮できるように、自己プロデュース、自己表現力、意思疎通力、コミュニケーション力、といったようなもの
自己中心的なガキから、社会の中で生きる、人間、として変化するためには、
この3つの力が必要だと思われる。
●これとか
本来、学習の目的は『夢を実現させる道のりを歩く力を身につける』という楽しいものである
http://d.hatena.ne.jp/keitaro2272/20091213/1260653984
この話は
2/にあたるのではないだろうか
●これも
4.すべてを教えないこと
自分で理解することこそが喜びに繋がり、次のステップのエネルギー源になるのです。先取りしてすべてを教えることは、そのエネルギーを奪うことに繋がります。自分の目で見て、自分の足で歩いていると感じることが教える時に一番大切な事です。
http://d.hatena.ne.jp/keitaro2272/20091203/1259785992
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●ついでに
社会人基礎力は、
(1) 前に踏み出す力(アクション):一歩前に踏み出し、失敗しても粘り強く取り組む力
(2) 考え抜く力(シンキング):疑問をもち、考え抜く力
(3) チームで働く力(チームワーク):多様な人とともに、目標に向けて努力する力
という、3つの能力に分類され、「主体性」「働きかけ力」「実行力」「課題発見力」「計画力」「創造力」「発信力」など12要素で構成されるとしている(詳細は、2006年2月8日公表の経済産業省「社会人基礎力に関する研究会」の「中間とりまとめ」参照)。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20091208/211328/?P=4