IDとパスワードを教えなくても いろんなサービスに自分の情報の一部を見せたり書き込みさせたり出来る仕組みの事。
違う。
Twitter使ってて最悪のパターンって、パスワード変えられて完全にアカウントを乗っ取られ、友人知人関係が壊滅。さらにメアドも抜かれて同じパスワード使ってそうな所も漁られて無茶苦茶されることじゃないか?
パスワードを教えるとそんな事が起きるかも知れない。そこでTwitterは、パスワードを教えなくても「書き込み権」や「読み込み権」を与えられる「OAuth」ってのを用意してる。
例えばブログを更新したら自動的にTwitterに「ブログ更新したよ! htt...」って書いてくれるサービスなどがある。他にも写真や動画を上げたらとかブクマしたらとか。 当然全て「書き込み権」がないとサービス提供できない。
逆に、iPhoneなどでReplyやRTをもらったら通知してくれるアプリもある。 こちらも、この手の情報は基本的に「読み込み権」がないと取得できない。
で、こういうサービスを使う度にパスワードをばら撒くのはヤバすぎだろjk、ってのが Twitter が言ってる事。
(なお、どんなサービスがあるかは纏めてくれてるところ参照で。結構色々あって見てるとwktk出来る。)
確かにそのとおり。でも画面をちゃんと見てないあなたも悪い。
今回問題になった「Q&Aなう」というサイトの場合このような画面になったはず。太字の所だけ抜き出すと
後はわかるな?
Twitter側も、この画面をいつまでたっても翻訳してないし、問題がある。前はもっとわかりにくかったので多少改善はしてるけど。
でも、ある程度日本語化されてるとは言っても、やっぱり海外のサービスを使ってるわけで、「拒否 or 許可」とかの場合は少しぐらいは注意した方がいい。
周りにいるだろ? 日本語ですら「OK or キャンセル」とか「はい or いいえ」を読まずに押してパニくってる奴が。あんな風にならないようにだけ気をつければいい。
使いたいサービスなら許可すればいい。その代わりそのサービスにスパムを撒かれたりする可能性はどうしても残る。
ポイントは
今回なら
私も FriendFeed や Boxcar なんかは、信用した上で許可してる。彼らにスパム撒かれたらそれはもう仕方ないと割り切って。正直なところBoxcarはなんで読み書きなのか意味が分からんのでかなり躊躇ったけど。
https://twitter.com/account/connections
ここに行けばあなたがこれまで許可したサービスの一覧が出る。よく分からん物とかがあればここから「許可を取り消す」とすればいい。
こういう風に後から個別に許可を取り消せるのも OAuth のいいところ。全部にパスワードを教えてる場合だと、まずパスワード変更して全サービスお断りにしたあと一つずつ再設定していかないといけない。
なお、OAuth は Web とかのソースコードを利用者に見られないサービスで主に使われるので、DLするタイプのアプリケーションとかではまだまだパスワード認証が主流。最近少しずつ変わってきてるけど。