先日ニコニコ動画がリニューアルされ、ビットレートや解像度などの制限が撤廃された。
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20091028_324929.html
それを受けて早速「画質の限界」に挑戦する動画が上げられ始めている。たかだか1分から2分程度の動画で容量制限(100MB)ギリギリ一杯まで使った動画である。
もし見たければ、さしあたり「高画質再アップ祭り(9)」でタグ検索をしてみると良いだろう。中にはビットレートが40Mbpsという冗談みたいなものもある。これはBlu-ray映像の上限値に匹敵するものだ。そんな動画をいくつか見ていて気になるのが、動画内でのコメントだ。
「カクカクする」
「コメントを非表示にすればなんとか見られる」
「CPU使用率100%」
「重すぎて見られない」
こんなコメントをよく目にするようになった。マルチコアCPUと十分なメモリを搭載したPCであれば再生にさほどの負荷を感じないはずだが、こういったコメントが目立つあたり、古いPC(それでもOSや一般的なアプリを動作させるには十分すぎる性能だとは思うが)で見ている人の多さを実感させられる。前述の40Mbpsの動画は極端にしても、今後は数Mbps程度の動画が増える事だろう。それに伴い動画の容量も増えていくだろうから、有料会員(時間帯によっては低画質でしか再生出来ない無料会員と違って常時高画質で再生される)の付加価値も高まるだろう。少しばかり古いPCを使っている無料会員の今後の動きが気になる。
http://anond.hatelabo.jp/20091030202541
あーネットブックか。
外出先で気軽にニコ動が見たいという動機で買った人は言いたくなるかもね。
最近はネットブックとかも流行ってるし、スペックの低いマシンを買っちゃう人は結構多いかも。
秋葉原辺りで「ニコニコ動画もサクサク見られる!」なんて宣伝文句が踊る日も近いんだろうか。
大学や職場で見てる人はたいてい数年前のスペックだし回線も細いでしょ