男性が姓選択的でないという事実に触れない。
もちろん婚姻時には夫婦どちらの姓を選ぶかというのは選択が可能であり、
当然旦那が奥さんの姓になっても何ら問題はない訳だが、
現在の風習としては「旦那の姓にあわせる」のが社会的慣習となっているからだ。
これを男性による女性への支配的行為であるかのように語る人が夫婦別姓を主張しているのだろうと推測するが、
同時に男性は一生涯生家という鎖から逃れられない事を男性差別であると糾弾する人がいないのには驚かされる。
男性の、それも特に長男として生まれるという事は
少なからず家督的なるものへの期待と圧力を感じながら成長していくという事である。
ホモソーシャルな社会で生きる事、そこから逃れる事は恐らくフェミニストが肩肘を張って生きるのと同程度には難しい。
過去の世代とは救い難く頑迷であるが、男性がこのジェンダーを自覚し、声を上げた時
本当に正しい選択とは何なのかを思わずにはいられない。
陳腐な答えではあるが、私は夫婦となる二人の対話による合意に他ならないと思う。
わざわざ名字変えたい人とか、どのくらいいるのかなあ。 手続きめんどくさいでしょ。 昔は離婚も少なかったから一生に一回と思って我慢してただろうけど 離婚増えたからだろうねー...