2009-09-26

民主党議員(と40代丸の内部長)は料亭がお嫌い

民主党政権になって、真っ先にダメージが生じたのが「料亭業界」であるという。

新人議員は勿論、中堅議員であっても、仲間内の会合などを

居酒屋とか中華料理屋でやってしまう」ので、料亭を使ってくれないらしい。

個人的に知っている民主党関係者を思い起こしても、

「そもそも料亭が嫌いじゃないか?」と思える議員が、少なくない。

特に民主党政策新人類からすれば、料亭は、

費用ばっかしかかって、格式ばっていて、精神的に解放できない」と

感じているんじゃないか、と思う。

そして、その感覚は、恐らく、40代の、丸の内界隈の

部長クラスエリートサラリーマンにも「共有」されつつあるんじゃないか、と思う。

1970年代80年代であれば、部長クラスであれば、これらの料亭

活用して、官僚や他業種の重役との交流を積極的に行なっていた。

当時であれば、部長職は50代にならないと就任できなかっただろうが、

その部長たちは、料亭に行けることを「自分出世の証」として、喜んでいたのである。

しかし、現代は、成果主義40代部長なんかが誕生するのであるが、

彼らは、別に料亭に対して、先輩たちのような「感慨」は持ち合わせていない。

単に、格式ばっているだけの「重たい世界」であり、

ビジネス上の必要がなければ、できれば行きたくない世界」程度の認識である。

今回の総選挙は、いわば、「料亭的な世界を憧れとする価値観解体」の選挙だったのでは?

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