民主党政権になって、真っ先にダメージが生じたのが「料亭業界」であるという。
「居酒屋とか中華料理屋でやってしまう」ので、料亭を使ってくれないらしい。
「そもそも料亭が嫌いじゃないか?」と思える議員が、少なくない。
「費用ばっかしかかって、格式ばっていて、精神的に解放できない」と
感じているんじゃないか、と思う。
部長クラスエリートサラリーマンにも「共有」されつつあるんじゃないか、と思う。
1970年代80年代であれば、部長クラスであれば、これらの料亭を
活用して、官僚や他業種の重役との交流を積極的に行なっていた。
当時であれば、部長職は50代にならないと就任できなかっただろうが、
その部長たちは、料亭に行けることを「自分の出世の証」として、喜んでいたのである。
しかし、現代は、成果主義で40代の部長なんかが誕生するのであるが、
彼らは、別に料亭に対して、先輩たちのような「感慨」は持ち合わせていない。
単に、格式ばっているだけの「重たい世界」であり、