友達の書いているブログはひととおりRSSリーダーに入れて読んでいる。
そのなかの一人の、あるエントリが気になった。
私の文章が誰かに気に入られてたらいいな。
というような意味の事が書かれてあった。ブログといっても、ただの日記。趣味について書き連ねている(彼女は芝居鑑賞が趣味なのだ)
いつどこの劇場に行って誰それさんがかっこよかったとか、売れる前の役者と話したとか、まあそういったファンの日記なのだ。
私の目からは、特に情報元として機能はしていないように見える。
特にこだわりがみられる文章でもない。
一億総ブロガーな今日、面白い文を書ける人とそうでない人の差はでかいよなー。
それにしても、そういった 私を好きになって! というコールを、日記そのものに載せてしまえるのが凄い(別の媒体でつぶやくのなら、理解できます)
彼女はとても真面目なのだ。
加えてびっくりしたのは、その文章のすぐあとに、
「○○さんが、あの芝居に出るなんて!」「しっくりこないなあ。見たことないけど」「最初からやめてほしい・・・」
と、特定の役者さんの名前を挙げて、書いていたこと。
以前から気になっていたのだけど、彼女は感情で「嫌」なことを平気で書き過ぎる。しかも見てないものに対してというのがまた驚く。
そのくせ「悪口ばかりの」2ちゃんねる(見ないと言っていた)を毛嫌いしている。
その役者が好きな人や本人、関係者が見ることは、想像しないのだろうか?見えないものは無いものなのだろうか?
「私の城なので私のやりたいようにさせていただく、ムカつくやつは見なけりゃいい」というアレなんだろうか。
そんな文章を好きになる人はいないんじゃないかね。と心配になってしまうのだ。
ファンを増やすには、まず自分からファンになることが一番の近道。好きなことは書いても嫌いなことは書くべからず。
おべっかを使えというのではないけど、もし気に入られたいのなら、感情で否定するだけの日記は紙に書けばいいと思うのだ。