2009-05-19

年功序列給与体系とお見合い制度関係について考えた

http://anond.hatelabo.jp/20090508002306

どんなに成功しても、金を稼いでも、肩書き、金、資格、そういうものが愛されてるだけで素の自分が愛されてる気はしないんだろうなと。

「そういうものもひっくるめて君なんだから、あんまり考えちゃダメ

と言われても、じゃあなにか?日本国籍目当てにフィリピーナチャイニーズモテても日本国籍もひっくるめて俺だからって理屈か?おい?

って言いたくなるわな。

「一番彼女が欲しいとき、寂しくて辛いとき、性欲が溢れているとき、欲しいものは手に入らなかった。

誰も誘っても応えてくれず、誰にも好かれず、悶々と暮らしていたわけだ。

そのころ君に出会っていないわけだから、一番美しいときの君は、別の誰かのものだった。

俺が孤独のふちにいたときに、君はいろんな人と恋愛して、結婚なんかも経験した。

やっぱり、安らぎが一番なんて言われたって、男の魅力はないけれど旦那としては最適=金づると言われてるとしか思えないよ。」

(※バツイチ女に詰め寄られたと仮定する)

社会人になってからの恋愛ってどうやったって結婚の可能性をぬぐえない。

結婚人生で最大級のビッグビジネス

ってことは、社会人恋愛ビジネスの要素を除くことができない。

純粋に好きあうだけの恋愛は、10代を逃したら二度と出来ないんじゃないかなって思う。

ゼッタイ結婚なんかしません!っと周りに触れ回ってる男が彼女なんかつくれると思いますかね?

結婚したくないけど彼女が欲しいってセックスしたいだけって言ってるのと同じに聞こえません?)

その一方で、女の心情を考える。

若いうちは引っ張りだこでも、歳食って結婚にたどり着けない女。

そういう場合は逆に、女(性欲処理機)としての魅力はあっても、生涯の伴侶には選ばれなかったという気持ちが残るんじゃないかなっと。

「私が好かれてたんじゃなくて、若くて美しい体だけが欲されていた。」

そう思ったりするんじゃないかと。

それはかなり残酷だと思うんだよね。

資格や肩書き、富や名声を得ようと、若くないというただ1点のために選ばれない辛さ。

男の「いまさらなんだよチクショー」なんかと比較にならないほど辛いはずだ。

若くてもブスだったらアウト。

美女でも老いたらアウト。

やっぱ女のほうが辛いと思うな。

たぶん幸福量の順番は

金持ちイケメン=若くて美女>金持ちブサメン貧乏イケメン>>>老いた女とブスの全部

なんでこうなんのかいろいろ考えていくと、こんな真理に辿りついた。

結婚は男女の資源(男の資産と女の美貌)の交換というモデルで考える。

(一般に)男の収入は歳とともに上がりつづける。

女の美貌は歳とともに衰える。

なら男は交換したがらんわ。

ただ、これって収入が年齢とともに上がりつづけるっていうモデルの場合。

完全に能力主義で、歳とともに下がることも往々にありえる社会だったら、

「俺だって落ち目だし、落ち目の女とくっついとくか」

って気分になるんだろうけど、年功序列終身雇用だと

「まだまだ俺は価値が上がるのに、鮮度が落ちた女をくわせにゃならんって不公平じゃん!」

ってことになる。

それでも結婚する原動力になりえるのは、子供が欲しいっていう本能くらいだろうけど、ところがぎっちょ子供を産み育てることはすげー贅沢なこのご時世。

やっぱり、収入が年齢とともに上がりつづける社会だと男は結婚したがらなくなるって結論は変らない。

つまり年功序列賃金体系は自由恋愛と相性が悪い。

(完全な年功序列給与体系なんて公務員くらいのものかもしれんけど、そんでも基本給は下がらんし、他の国に比べたらまだまだじゃねーの?)

ある程度半強制的にくっつけてしまう制度がないと結婚なんかしなくなるんじゃないんかね?

その点ではお見合い制度のほうがいいわな。

処女童貞同士くっつけておけば、使い古しを押し付けられる劣等感も、ヤリすてられて結婚できない孤独感も生じない。

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