先日、防災・防火管理新規講習(http://www.tfd.metro.tokyo.jp/sk/kousyu.htm)に行ってきたので、まとめとく。
講習に行かされた理由は、例えば、朝日新聞の2009年5月11日の記事(http://www.asahi.com/national/update/0511/TKY200905110004.html)を参照のこと。以下、一部を引用する。
6月1日に施行される改正消防法で、事務機器の転倒防止やエレベーターに閉じ込められた人の救出計画策定などが義務づけられる。
こうした建物に入居する事務所やホテル、大学、病院などの事業所責任者は、地震を想定した防災管理者の選任や消防計画の作成、防災管理点検の報告が義務づけられる。
東京消防庁消防技術試験講習場(http://www.syoubounet.jp/tokyo/map_sgs.html)の8階。
1.必ず持参するように言われたもの
・受講票
・身分証明書(免許証)
・三角巾
(ただ、1日目は、受講票さえあればいい。筆記具、身分証明書、三角巾は、2日目しか使用しなかった。)
・\4,600(テキスト代)
2.持参して役に立ったもの
・楽に羽織れる上着(体温調節のため。会場は、冷房が効いてて結構寒かった。)
・付箋、蛍光ペン(効果測定に出題される箇所をメモするため。)
・消防計画の作成 \1,400
(かなり重い。上から順に、0.8Kg、1.0Kg、1.3Kgで、合計3Kg。購入時にビニール製の手提袋をもらえる。1日目は、小さいロッカーが貸与されるので、持ち帰らなくてもよい。ちなみに、法令集は、重量も価格も一番のくせに、講義でほとんど使用せず、今後も使用しなさそう。)
講習は2日間。拘束時間は、2日とも9:00~17:00。
・1日目
9:00~ 9:10 講習案内
12:40~13:50 出火防止
16:40~17:00 事務連絡等
・2日目
9:00~ 9:05 講習案内
10:25~11:45 自衛消防
12:45~13:45 災害対策の実施要領(実技)
13:55~14:55 消防計画
16:15~17:00 効果測定 修了証交付 事務連絡等
(2日とも17:00の10~15分くらい前に終了した。)
・講義は、テキスト(防火・防災管理の知識)に沿って行われた。講師によっては効果測定の出題箇所を示唆してくれるので、聞き逃さないようにメモした。
・1日目の「消防用設備等の操作要領(実技)」では、60~70人の4つのグループに分かれ、館内施設を見学した。消火器や消火栓の使い方を学んだ際、代表で6~7人がモニターに映し出された火に向かって、水?を噴射したりした。それ以外は話を聞くだけだった。
・2日目の「災害対策の実施要領(実技)」は、特に教室を移動せずに、席に座ったままで三角巾の使用方法を教わるものだった。
・講義中に居眠り等をしていると見回りしている職員に注意されるようで、実際に注意を受けている人をみかけた。
・効果測定は、20分で20問の正誤問題を解くもので、13問以上正解すれば合格となる。不合格の場合は、講習終了後に残って補講を受ければならない。
・問題用紙は効果測定終了後に回収され、また、答え合わせもないので、自分がどの問題を正解して、どの問題を間違えたのかはもちろん、自分の得点についても分からなかった。
・問題に「No.1」と記載されていたことから、問題にはいくつかバリエーションがあるのかもしれない。