名前出してるBlogで書くのも抵抗ないと書いたのは、Blogで日々の徒然の一部として話題に出してもおかしくないってことを言いたかったのであって、「わたしが元増田です」みたいなのは勘弁して欲しい。
英語に関しては、
正直、日本語ネイティブであってもまともな日本語書ける人は少ないんだから(毎年の学生達の卒修論の第1稿を思い出せ)、ましてノンネイティブが書けるとは思わない。そして日本人相手にネイティブチェックの仕事をやってる人達ってのも、本人が論文を書ける能力を持ってるわけでもなんでもなく、母国語に関しては、あのひどい卒修論を出した学生達とそう変わらんだろう。馬鹿にしてるわけじゃないんだ。ただ、日本語ネイティブが日本語について平均的に持ってる能力以上のレベルは期待出来ないという事実を認識しろってこと(さすがに文法に関してだけは、平均能力よりも期待出来るかもしれないが、1センテンス毎の文法が正しくても破綻している文章などいくらでもあり得る)。それでも大抵の日本人にとっては、かなりの助けになる。
そして、そうやって仕上げた論文も、ネイティブの査読者から見たら欠点があるだろう。当然だ。日本語論文に置き換えてみれば分かる。外国人が一生懸命書いた日本語をうちの卒業生がチェックしたくらいで、論文として通用する日本語になっているとは思えない。運良く(?)言葉にルーズな人に当たればそのまま通ってしまうかもしれないし、そうでなければ当然指摘されるだろう。そのくらいのことなんだから、珍しくもないし恥ずかしくもない。全く見込みがなければ言葉の指摘すら来ないんだから(見込み無しの場合は、英語がひど過ぎて全く理解出来なかったと書いてあるかもしれないが、それはさすがに分かるだろう)、もう一踏ん張りだ。
とは書いてみたが、他の指摘が来るときは英語もひどいと書いてあって、他の指摘がないときに英語だけやり直せというコメントは無い気がする(理系の場合)。結局ノンネイティブが書いた英語はネイティブから見たら常に問題だらけで、他の修正箇所もあればついでに直してもらうが、それがなければ2度読みたくないってあたりが査読者の本音かもしれん。
あと日本語と英語の発想の違いみたいなものは大きいよ。これはどんだけネイティブチェックかけても無理だ。彼らがチェックするのは文法上の誤りやその派生事項であって、発想そのものはノーチェックだ。だけど発想の違いに由来する省略の程度や話運びの不自然さは、査読者にとっては、英語がひどいと感じる一因だろう。
性格が歪んでるかどうかは置いといて、あなたはさっさと博士を中退して頑張って就職先探したほうがいいと思う。 どうせ博士なんか取っても民間就職の役には立たないし、アカデミッ...
元増田です。あ~、やっぱ、分野によるんですね。いや、査読に落ちたこと自体は、「まぁそうだろうなぁ」という感じなんですよ。元々、ちょっとスケジュール的に厳しいな、と思っ...
元増田のやさぐれ具合が軽減されたみたいなんでちょっと真面目に。 >研究室=教授っていうイメージで語るのはやめましょうよ。教授の意見がすべてじゃないですからね。 そりゃ、...
ネイティブチェックを2重にかけても(別々のところに、2回出すってことね)英語がひどいと言われることなんて普通にあると思うけどなあ。もちろん教授が仔細にチェックした後でも。...
そのへん詳しいなら自分のblogで詳細エントリ書いてくれると助かる 正直英語をどこまでどうしたらいいのかいつもウチの研究室でも悩んでる
名前出してるBlogで書くのも抵抗ないと書いたのは、Blogで日々の徒然の一部として話題に出してもおかしくないってことを言いたかったのであって、「わたしが元増田です」みたいなのは...
元増田。あー、すみません、本当にあせっていたんで、指導教員の目を通さずに出しました(汗 いや、この分野でも、さすがにそれはやる人はあまりいないと思いますが・・・・反省...
>どれだけ良く書いても、あたる査読者によってはダメ そりゃまた過酷な分野だな…。そんなにワンマンなのか。 主となる査読者が1、従が2いて、合計ポイントが一定値を上回ればOK...
元増田。はい、ちょっと愚痴っちゃっただけです。別にワンマンじゃないけど、査読者のうち、誰か一人が2とかつけると、いいところには結局乗らないのよ。ただ、俺のは、いいとこ...
最初から分かっていたのです。 それほどひどいものを出しておいてこのいいざまか? へそ茶だね。 私が「ノルマ」といっているのは、この「研究費を継続して得るのに最低限必要...
元増田です。うーん、全くその通りですね。うんうん。今の指導教員には感謝しているんですよ。よく、見せてないのに出させてくれたなって。たぶん、「モノは経験だ」って思って許...