僕は自他共に認める「変な人」です。
まあ「君変わってるね」と言われるのは、変人にとって言わばほめ言葉なので
ぜんぜん問題ない(むしろ嬉しい)のですが、この前モヤっとすることがあったので書きます。
そんなにたいした問題ではないのですが・・・。
そのときも「増田君って変わってるよねー」という辺りの話から盛り上がってたのですが
そこで「でも、Aさんの前じゃ結構、増田君って普通じゃない?」と言われました。
Aさんというのは、自分たちの共通の上役の女性で、周りはそんなことなかったみたいですが
自分とはどうしてもウマが合わず、言ってしまえばちょっと苦手なタイプの人物でした。
そこで「いや、さすがにAさんの前で変なことはできないよ」という内容を話したところ、
なぜかその場にいたメンバー全員から非難の嵐が。
いやいや、そんなことはないですよ。ただTPOをわきまえているというだけで。
という内容の弁明をしたのですが、受け入れられてもらえず。
その後も「それもやっぱりキャラなんじゃないの?」などと言われる始末でした。
あ、こうやって文章に書くといかにも険悪に見えますが、実際はそんなことないですよ。
酒の席と言うこともありますし、ある程度の悪口?は言い合える仲とお考えください。
でも帰り道「どうしてあんなに嫌悪感を示したんだろう」と考えたところ
「変であることを『変だ』と自覚しつつ、それでも変に振舞おうとするのが理解できないんだろうな」
という結論に行き着くことに。
はてなという「変な会社」のサービスをわざわざ利用してる方なら理解していただけると思いますが、
変人というのは、その多くが「世間から常識や価値観がずれている」人ではありません。
自分が周りと比べて変であることを「自覚」しつつ、それでも「変であること」を志向します。
なぜならば、普通に振舞うより変であった方が楽だったり、あるいは楽しいからです。
でも彼女たちは、きっとそれが理解できない。
常にグループを組み、空気を読んで行動することが当たり前になっている「いまどきの人間」にとっては
「わざわざ変であることを分かって行動する」と言う発想が、そもそも思考回路に存在しないのだと思います。
あるいは僕に「イノセンスであること」を、無意識に押し付けていたのかもしれない。
おそらく彼女たちは空気読みの達人でありながら、気づかないうちに肥大する「空気の圧力」というものに、人一倍疲れている。
そんな中で「空気が読めない変な人」をある程度は蔑視しつつも、心のどこかでは憧れている、とでも言うのか。
(お前それは自意識過剰ってやつだよ!と言われれば確かにそうですが・・・)
でもその実「空気が読めない」ではなく、「空気を読まない」であったことが分かってしまった。
その結果、今まで僕に抱いていたキャラクター像が崩れてしまった→「キャラ作ってたの?」、ということなのかなと。
でもそれってさー。今まで僕のことを「キャラ込みで」接していた、ということになるじゃない?
別に承認ゾンビになりたいとは思いませんが、こう思い当たってしまうと、さすがにモヤっとするものがありますよ。
というわけで、このまま家に帰っても気分悪いので、家の近い友達を二人呼び出して、また飲み直しましたとさ。
もちろんそいつらも「変な奴ら」です。
いやあ、気の置けない友人と飲み合うのはやっぱり楽しいね。
おまえ、女みたいな奴だな。
変であることを志向するというより、普通にしていることが、ちょっとずれているけれども、あえてストレスを感じてまで矯正しないって感じでは。上司相手にだけ猫かぶるくらいのこ...
http://anond.hatelabo.jp/20090228181719 うーん。よくわからないんだけど。それってつまり「上司の前ではキャラを作ってる」ってことでしょう? 普段は普段のままでいるだけのことで。「変な...
このひとの言ってることが素でわからないんですが、「自分が変なことをわかっていて、そのほうが楽だから変なままでいる」という変な人に私は会ったことがありません。私が今まで...