http://d.hatena.ne.jp/takerunba/20090116/p2
断然、おじいさんが悪い!
じじいが悪いです(キッパリ)。理由はこう。
最も無責任だから
この話の場合、登場人物が5人だけど、
たとえば6人とか7人くらいで、相談されない人がいたらどうなるんだろう?
まったく相談されなかったAと、おじいさんに相談していたのを見ていたBがいたとする。
二人ともそれだけで何もしないとする。
AはともかくとしてBは悪くなりそうだよね。
相談され、事実上スルーしたことでおじいさんが「責任」を負わされるのなら、
話を聞いたのに何も行動を起こさなかったBはもっと悪くなる。
おじいさんが行動を起こさなかったことに対してアクションをとらなかったし、
妻にたいしてもアクションを起こさなかったからだ。
なので、このおじいさんは、通りいっぺんの答えをしながら、何の解決方法も示せず、ただ妻を突き放した。それだけなのです。で、それが最も罪深い。何のリスクも負わず、知らん顔。そういう状態だと思うので、俺としては最もひどいと。そう思うわけです。自分が無責任な傍観者であることを嫌うという理由も大きいけどさ。
「リスクを負わないことが悪い」という結論はどうだろうね。
まさしく最後の行で言ってるんだけど、
この話のような少数限定の限界状況でなければ、大抵のことでは、僕らは否が応でも傍観者にならざるをえない。
「何もリスクを負っていないおじいさんが悪い」ってのはブーメランで、見てるだけの人間は常に「悪」になってしまう。
だとしたら正直、たまったもんじゃない。
といいつつ、
ちょっと前(1〓2年くらい)関西の方で、特急電車でレイプ事件があったけど、それを思い出すなあ。
「共犯者」としての目撃者。
おじいさんは「共犯者」なのかな?