修士にいったきっかけは元増田とほぼ同じ。生き物いじりが大好きだったから。ただ、研究者を一直線に目指したわけではなくて、一般職種にも研究の道にもいけそうな曖昧な選択肢をしていくように意識しました。簡単にいうと食べ物とか産業になりそうな種の研究とかですね。具体的には書けないけど。
でも、4年の研究室選びでつい生き物いじり側を重視した選択、生態学を学ぶ道を選んでしまったので、その時点で一般企業の専門職等の道はほぼ閉ざされました。生態学者になるか、大学でやったこととまったく関係ない一般企業に勤めるか。その時点では公務員は選択肢にありませんでした。なんとなく。
しかし、自分は研究者としての実力も覚悟も研究者として芽がでるまでの耐えられるバイタリティ(経済力)もなかったのでM1の11月くらいから就職活動開始。元増田が思っているとおり、明確なビジョンがないままの就職活動だったのでM2春では無い内定。
秋採用を狙おうと思ったけど、修論の追い込みで忙しくて何もできなかった。できないと言い訳してやらなかった。
このまま惰性でDにいく予感がしていた。Dにいっても研究者はきついので、公務員か自殺か…。
なんて考えていた冬、とある市町村の出先機関で理系修士卒条件の技術職の公募があった。面接のみ。応募者は自分を含めて2名だけ。この時期ならDに行く人以外はみんな内定式も終わってるからね。
面接対策はその市町村の基本的な情報(人口、主産業、問題点など)を調べ、その出先機関に勤める上で、どのようにその市町村に貢献できるかを自分の言葉でまとめたくらい。
そして採用。
現在は地方公務員です。その出先機関では大学で学んでいたことは違いますが、一応、生物を扱った研究ができるところです。
このご時世、かなり幸運な進路だと自分でも思っています。大学の進路情報係にはこのような時季外れな採用情報もあることがあります。そして意外なことにそういう係をとおさずに、大学教授に「いい学生いない?」と聞いてくる機関もけっこうあります。いわゆるコネです。でも忙しい大学教授は「こんな時期にねぇよwww」と情報を握りつぶすパターンがあるのです。
俺のがまさにそうでした。そうなりかけるところでした。このくらいの時期まで内定なしでぶらぶらしていると、自動的にドクターにいくもんだと決めつけてたみたいです。自分のところの教授とは深く交流をもち、採用情報がきたら教えて欲しいと強く表明するべきです。採用情報くれくれオーラを強く出すべきです。そうすると意外と学生の耳に届いていない採用情報が多いことに気がつきます。その中には自分のように幸運な勤め先もあるかもしれないですよ。
自分は小さい時から生き物が好きで、自他共に認めるマニアです。そんな自分は自然と研究者を目指していました。大学に入り、目的とする研究室にも入れ、卒業研究を行うことになりま...
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生物系か…それだと大変かもしれんね。分野違いで全然事情が違うとは思うが… 私は子供の頃から機械いじりや電子工作が大好きで、怪しげな私設研究所で妙な研究に勤しむ「博士」に...
http://anond.hatelabo.jp/20081222021154 の増田さんへ。 自分は学位を取った後に企業で開発の仕事をしています。専攻は工学部の機械とでも言っておきますかね。 多々意見のある方もいるとは思い...