自分は小さい時から生き物が好きで、自他共に認めるマニアです。そんな自分は自然と研究者を目指していました。大学に入り、目的とする研究室にも入れ、卒業研究を行うことになりました。小さい時からの夢が叶ったわけです。ただ卒業研究で少し躓きました。ありふれた躓きと今なら言えます。しかし好きなことで、いや好きであるからこそ、研究の苦悩は他人より大きく私に圧し掛かりました。実際に診断を受けたわけではありませんが、ほとんど鬱病と同様の症状になっていました。
私は心にしこりを抱えたまま修士課程に進むことになりました。そのしこりは大きな不安となり、自分の適性を疑い、将来もずっと研究を行っていく自信を失いました。博士課程に進めばその先が非常に厳しいのは、研究室の先輩方を見ていても明らかで、また夢見ていた職業だからこそ、自分のこのような迷いのある状態でやっていくのは難しいと判断しました。
なので突如やってきた不況の中で就職をしなければいけません。しかし未練を残し、他の選択肢という考えも余裕もなかった私には明確な就職先が見えません。それでも今現在、考えている先が少しづつ出てきてはいるのですが、出来ることなら悔いのない就活を行いたいと思いました。ホッテントリなどを見ている限り、はてなには参考となるような経験をもった先輩ユーザが少なくない数居るように思います。
そこでお聞きしたいのですが、研究者の道を途中まで歩んだ後、別の道を歩き始めた方の"その道"を教えていただけないでしょうか。はてブで100文字で簡潔にでも構いません。トラックバックで長文でも構いません。また、研究者の道をそのまま突き進んだ、という道でも構いません。色々な方の"道"をお聞かせください。
迷える軟弱後輩ユーザのためにお願いします。
生物系か…それだと大変かもしれんね。分野違いで全然事情が違うとは思うが… 私は子供の頃から機械いじりや電子工作が大好きで、怪しげな私設研究所で妙な研究に勤しむ「博士」に...
生物系、修士卒業後、地方公務員。 修士にいったきっかけは元増田とほぼ同じ。生き物いじりが大好きだったから。ただ、研究者を一直線に目指したわけではなくて、一般職種にも研究...
http://anond.hatelabo.jp/20081222021154 の増田さんへ。 自分は学位を取った後に企業で開発の仕事をしています。専攻は工学部の機械とでも言っておきますかね。 多々意見のある方もいるとは思い...