2008-11-11

えっ日本語は滅びないよ 少なくともあと200年は

水村美苗文学者感覚で話していると思うのだが

21世紀になって滅んだ(滅びつつある)言語

技術記述

・法の記述

にもどちらにも使われない言語だよ。

つまりその社会指導者が思考の基礎とする言語ね。

文学(や音楽映画)に使われる言語はその周辺の方言でしかなく

またその性質から虚ろいやすい。

「20年後は英語を知らないとRuby勉強できないと言うことも起こりうる」

なんてdankogaiは言っているが、

技術の分野で英語が支配的だと思えるのは

ソフトウェアの分野では日本があまりに立ち後れているからであって

他の分野ではそんなことは当然無い。

むしろ中国語の追い上げを日々感じる。

例えば、

日本企業中国での特許出願件数は約4万件

日本企業米国での特許出願件数は約5万件

である。

もちろん日本企業日本に対する特許出願件数が一番多いのは言うまでもない

一方、日本語日本のあらゆる法律条例を記述する言語でもある。

これは明治以降積み上げてきた日本語資産であって

憲法一つ改正できない日本にとって容易に変えられるものでは無い。

英語東南アジア諸国であっては公用語公用語で、

例えば、インドでは法律英語バージョンが無いと国が機能しない。

一方、日本公文書では英語どころかカタカナ語すら忌避される傾向にある。

よってドイツ語フランス語の方が危機的状況だ

EUでの技術的議論も英語で行われつつあるし

欧州司法裁判所(ECJ)もある。

そう言う意味では、ドイツ語フランス語が滅びても

ロシア語中国語日本語は生き残ると考えられる。

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