2003年のメグカナフィーバーで、女子バレーを見るようになった。
で、女子バレーファンのブログをいくつか巡回していると、女子バレーファンの派閥のようなものが見えてきた。それを書き出してみる。
1.バレー通派
チームへの姿勢:各リーグに好きなチームは一つ、多くて二つ。だけど好き嫌い関係なく機会があれば観戦
バレー界への姿勢:Vリーグやバレー協会に言いたいことはたくさんある
プレミア以外のカテゴリへの姿勢:チャレンジ大学高校にも目を配り足を運ぶ。とにかくバレーが見たい
代表への姿勢:テレビに食い物にされている現状には批判的。海外のチームにも目を配り、「あのチームにこの選手が…」「柳本の後釜にこの人を…」などと妄想
特徴的な行動や発言:ヘルドボールとダブルコンタクトとかフロントオーダーとバックオーダーとかが正しく説明できる
よく座る席:コート全体が見渡せる二階席で、時にはスコアをつけながら観戦
2.ミーハー派
チームへの姿勢:好きなチームはプレミアに二つ以上、好きなチーム以外の試合は行かない
バレー界への姿勢:個人登録問題とか言われてもよくわからない、テレビで国際試合が見れればまあそれでよし
プレミア以外のカテゴリへの姿勢:今応援している選手とその所属チームが全てです!ところでチャレンジリーグって何ですか?
代表への姿勢:ジャニーズを使った演出には賛否があるが、応援している選手が選ばれれば飛び上がって喜ぶ
特徴的な行動や発言:出待ちをする
ブログの特徴:記事は適当な長さ、応援の思いがこもったテキストと写真
よく座る席:チーム応援席の後ろの方でゲーフラ、またはアリーナ席で応援ボードを選手の目の前に
3.写真派
基本的なスタンス:バレーを美しいアスリートのいるスポーツとして見る
チームへの姿勢:選手単位で好きになる。AチームならX選手、BチームならY選手とZ選手。
バレー界への姿勢:撮影が規制されたら嫌だなぁ…三脚や望遠の持ち込みは自由にしてね!
プレミア以外のカテゴリへの姿勢:かっこいいシーンを撮るためならどこへでも行くよ!
代表への姿勢:全日本にはビジュアルの優れたメンバーを揃えてね!それで負けたらしょうがない
特徴的な行動や発言:カメラとレンズは自慢の一品。三脚は使う、フラッシュは使わない
ブログの特徴:記事に大きなサイズの写真が何枚も載る、文は短め
よく座る席:アリーナ席の前の方、自分の席とカメラ用にもう一つ席をとる
独りよがりの話を長々されてもねぇ。そんなこと知ってて何になる?
長文うぜぇ
試合会場では撮影よりも応援をして欲しいなぁ。てかヲタきめえ
ワーワーキャーキャーうるせーんだよ!撮影の邪魔すんな!
特徴を際立たせるために誇張して書いた部分もあり、実際にはどのブログも複数または全ての要素を含む。どこに比重がかかっているかの違いなのだが、どういうわけか、かなりきれいに棲みわけられていて、互いの交流はないに等しい。(リンクやコメントを見れば、どんな風につながっているか分かる)
同じバレーファンで、せっかくネットをやっているのだから、村にこもってないで、互いに交流して知見を広めればいいのにと個人的には思う。でも、みんな自分の観戦スタイルを変えたくないのだろうし、同質な中で馴れ合っているのが楽しいのだろう。