2008-10-10

毒親に育てられた一例

誕生

幼児記憶あいまい。親の笑顔は・・・記憶にないや。だっこして欲しいのにしてもらえなかったような気がする。

小学生になった。

会話ない。雑談しない。サイレント空間。たまに話しかけてもすぐ終了。俺怖くないよ。避けないで。

親なにも教えてくれないすごい放置っぷり。でも親の気に触ることしたら烈火のごとく怒る。(≠叱る)

小学生高学年ごろ。だんだん他人の顔色伺うようになる。優しさ?ホントにあるの?

ある日。下校時に後ろを歩いてた男子が自分のことを噂して笑ってるようなきがしてならない。我慢できずに詰め寄ったら別のこと話してただけだった。ごめんよ。

中学生。親戚と旅行ゲームして楽しい話で盛り上がってたら、「我慢しないで笑ってもいいんだよ」とかいわれた。あれ?俺、笑えてない?

親あいかわらずすぐ怒る。でも、なんとなく分かってきた。ちやほやして欲しいみたい。愛情を注いで欲しいみたい。・・・そんなのこっちが言いたいよ。

高校。人怖い。人付き合いは浅くする。

大学一人暮らしすることに。なんか気が楽。なんでだろう。落ち着く。人との関わりを避けてたら一人も友達できなかった。そりゃそうだ。避けてるのにわざわざ関わってくる人なんてセールス宗教家くらいしかいない。

家を出るとき、親が宗教アイテムしてきた。無事をいつも祈ってるって。でも卒業まで選挙のときの投票電話しかしてこなかったね。そっちのが大事なんだ。

社会人。家に戻る。仕事だし役目もあるから会社の人とたくさん話す。なんかみんな優しい。怖くない人いるのかも。

親、ちくちく小言で責めてくる。俺がなつかないのが不満みたい。俺も親が愛せないのが悲しいんだ。とても、とても。

体調崩して退社した。しばらく動けない。

親が心配してこうしたらどうかとアドバイスしてくる。余裕なくて断ったら怒鳴られた。悲しかった。苦しいときも親に気遣いしないとだめなんだ。

体調良くなってまた就職した。家を出ることにする。

やっぱり一人暮らしだと気分が晴れるみたい。人はまだ怖い。

会社失言して注意された。失敗。でも、別の人が助け舟出してくれた。優しい。感動した。人生で一番の優しさに触れた気がする。

他の人も優しい。怒鳴らないでやんわり言ってくれる。瞬間沸騰する人は一人いるだけで大抵は優しさがある対応をしてくれる。ちょっと人が怖くなくなった。あいかわらずプライベートでは踏み出せないけど。

親が家にやってきた。居留守つかったら1分ごとに電話が鳴って、チャイムもたくさんなった。怖い。いや、恐ろしい。

仕事してるといろんな人がいることに気づく。他人がどう感じるのかなんて全く興味ないですと言い切って迷惑かけまくる人もいるし、知ったかぶりして失敗を繰り返す人もいる。でも極端な人はほんのわずか。たいていの人は優しさや気遣いをもってるみたい。家族を大切にしてる人もたくさんいる。でも俺は親には恐怖や緊張しか感じない。それが悲しい。

親はまた放置することにしたみたい。連絡全く来なくなった。でも選挙の時の電話手紙は必ず来る。親子関係の修復よりそっちのほうが重要なんだと思い知らされる気がして少し落ち込む。期待しないようにしようかと思い始める。

社長がしっと肩をつかまれた。普通スキンシップなんだろうけどびっくりした。でも、すごく落ち着く。こんなに他人に触れられたのは初めてかも。親に抱っこやなでなでしてもらった記憶がないし。小学生以降だと間違いなく触れられたことはない。

親のことはKさんと名前で呼ぶことに決める。

考えは表現しないと相手に伝わらないから、Kさんに愛情を感じないことや恐怖を感じること、家に来られるのはイヤだから話があるなら手紙してほしいということなどを手紙してしてみた。

しばらくしてKさんから留守電が入ってた。

「今、下にいます」

俺は・・・Kさんを見限ぎることに決めた。

愛されない親に育てられた子供人間不信になり人との交流がなくなる。そして優しさに触れる機会も少なくなり、人間不信の解消の障害となる。

人を疑うものは愛されず、さらに人を嫌いにさせる。

愛され幸せになるためには、人と交流する機会を増やして優しさにふれ、親を基準にしてしまう習慣を上書きすることから始めるのがいいかもしれない。

俺は30でようやく小学生で止まっていた時間が動き始めた気がする。

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