2008-10-04

10年ぶりに出来た彼女

俺はブサメンだ。

その上弱メタボ

背も高くないし、収入も平均以下。

趣味はあるが、趣味に関しての話を書くと長くなるのでカット

10年前、当時付き合っていた彼女に突然別れを告げられた。

理由を聞いたところ、

「私の話を聞いてもらえなかった。」

それ以外の理由は何一つ話さなかった。

当時の僕は、彼女の話を聞いているつもりだった。

彼女が喜んでくれる事が嬉しかったから、いつも会話は盛り上がっていた。

でも実際は、彼女が僕に合わせてくれていただけだったんだろうな。

あれから10年。

彼女もできず、何となく仕事して、何となく趣味やって、何となく過ごしていた。

ある日、趣味仲間に誘われて出掛けた。

そこでとても美人で頭も切れ、明るく前向きな素敵な年上の女の人と出会った。

趣味仲間連中と飲んだくれて、最後に残ったのはその美人お姉さんとその友達と僕。

結構酔っ払っていたが、笑い上戸お姉さんにつられて、僕も一緒になって笑っていた。

楽しかった。

それからお姉さんとメール電話でいろいろ話すようになった。

気がついたら、「付き合ってるみたい」な感じになってて、

でも僕みたいなブサメンメタボ低収入な男に興味なんか持つ訳がないし、

自信はなかったが、思い切ってそれらしき話をふってみた。

「俺ら、付き合ってるみたいな感じだよね?」

お姉さんが何て返してくるか怖かったが、もう言わずにはいられなかった。

お姉さんはこう言った。

「そうね。でも曖昧じゃない?ちゃんと増田君から言ってもらえたら嬉しいな。」

これは・・イケるって事ですか?

僕はこう返した。

電話じゃなくて、会ってきちんと伝えたいから。待っててくれる?」

「うん。待ってるね。」

心臓バクバク。僕でいーんですか?お姉さん!

その会話の日から、電話で話す内容も、メールの内容も何となく彼氏彼女っぽくなってきた。

嬉しい。純粋に嬉しい。

でも、まだ付き合うっぽくなってから時間も浅い。

お姉さんほどの人が僕を好きになるなんて考えられない。

不安だ。

不安以上に嬉しさが込み上げてきているのは確かだけど、

この先何か落ちがあるんじゃないかって勘ぐったりもしてしまう。

お姉さんは人望も人徳もあり、たくさんの仲間達から愛されている。

僕には、信頼できる少数の友達はいるけど、お姉さんほど有名人じゃないし、

あんなにみんながお姉さんの事を好きと話しているのを聞いていると、

更に僕の自信は減少していく。

僕はまたお姉さんに聞いてみた。

「俺でいいの?」

お姉さんはクスッと笑ってからこう言った。

増田君がいいのよ。増田君じゃなかったら付き合いたいなんて思わなかったもの。」

この言葉を素直に信じていいのか?

信じるしかないのは分かってる。

例え騙されたとしても、例えすぐに振られたとしても、信じるしかないんだ。

たくさんの人に愛されていたとしても、恋愛においてはどういう人なのかまだ分からない。

遊ばれていたとしても、お姉さんと付き合えた事は僕にとって誇りである事は間違いない。

ある日、お姉さんとデートをした時に、お姉さんも僕もかなり酔っ払ってしまい、

そのままホテルに向かった。

お姉さんは歯磨きをしてすぐにベッドに倒れ込んで寝てしまった。

僕はドキドキして寝られない。

我慢できなくなって、僕はお姉さんにキスをした。

最初は寝てたけど、次第にお姉さんが僕に抱きついてきた。

スタイルが良く、脚もきれいで長い。

僕はお姉さんの服を丁寧にゆっくり脱がし、下着姿にした。

少し恥ずかしそうにしてたけど、お姉さんも僕の服をゆっくり脱がしてきた。

俺、もう我慢できない。

こんなシチュエーションありなのか?

俺の人生にこんなシーンが用意されていたとは思いもしなかった。

朝までの間に、お姉さんと4回SEXをした。

夢のような時間だった。

今週の木曜日に、お姉さんと会う約束をしている。

初めてお姉さんの家に行く事になった。

お姉さんは料理も上手なので、手料理を食べさせてくれるらしい。

そんなうまい話あるのか?

どっかに落ちあるよな?

全然理解できないんだよ、俺とお姉さん釣り合わないし。

今俺の頭に浮かんでる事は、

1)お姉さんは誰かの愛人で、愛人とは別に彼氏が欲しかっただけ

2)ただ単に遊ばれてるだけ

3)お姉さんは実はかなりの遊び人だった

4)恋愛になると依存するタイプの人だった

5)本当に俺の事が好き

6)自分より若い男とSEXしたかっただけ

7)ブサメンメタボフェチ

8)イケメンに痛い目に遭わされた過去トラウマになってる

9)あの人は魔女

10)何かの勧誘のため

ここに挙げた以外の理由が出てくるかもしれないけど、

様子を見てまた報告する。

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