2008-09-07

自分の身の丈

今通っている大学はたぶん、けっこう底辺。入学前は、高校で体が弱いか心が弱いかで躓いた人か、大学という殻がほしい人かが来るところだと思っていた。実際、そういう人もいる。2割ずつぐらい。残りは…なんだろう、元気だし真面目だけど思考が止まってる人だ。

思考停止しちゃっている人たちがなんでか身の丈に合わないような高望みをしちゃっている、というのが4回生の秋段階での私見だ。確かにそれなりに勉強ができそうな人や、それなりに仕事ができそうな人もいるのだけど、卒業段階で良い仕事ができるようになっているとも高い能力を身に着けているとも思えないような、なんかそういう大学生活だった。問題解決をするために、いつも一方向からしかアプローチをしないで、大学勉強では確かに躓くところはないけれど、例えば人間関係破綻しちゃうような、そういう集団。だいたい60点ぐらいで業務フローをこなすような、トヨタデザインみたいな、なんかそういう感じ。私は思考停止だと言うけれど、それは工夫をしないと言う人もいるかもしれないし、幅がないと言う人や不器用だと言う人もいるだろう。そして、どういうわけか社会性もない。

一方で、本来ならば大学に進学しないような人もいる。底辺だからね。驚くほど単純なところで思考を止めていて、KYだの天然だのバリエーション豊かなひどい言葉を当てられているけど、それでも大学に来たからには理想の将来像があるみたいで、でも考えることをするでもなく、大企業で働きたい綺麗なオフィスがいい残業は嫌だと言っていて、この主張は全員同じだ。つまり現段階でも内定ない人が多いのが、あの学校の現状。

こんな人が大学以外にもけっこういるんじゃないかと思って書いた。偉そうでごめん。

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