http://anond.hatelabo.jp/20080828130937
外務省の安全情報は役に立たないという風に捉えた人もいたようです。
私が言いたかったのは、リスクの高い土地で暮らし働く人にとっては、
海外安全情報「だけではなくて」非常に複雑な要素が絡んでいるということです。
ま、ほとんどの人にそう理解してもらえたと思っていますが。
ところで、今回の一件で「自己責任論」なるものを目にしました。
伊藤さん救出のために税金が使われた。その税金は俺が払ったんだ、という話です。
リスクを承知だったのだから騒ぎすぎるなと。ほっとけと。そういう話も目にしました。
(確かにテレビは騒ぎすぎかもしれませんが、「報道すべき内容」には変わりません)
この論理展開の仕方、なんだかいろいろなところで耳にします。
そうそう、そういえばこーゆーのと同じです。
「将来は年金もらえなそうだから俺は払わないよ。いいでしょ?どうせ俺の金だし」
「私NHK見ないから受信料は払わないよ、いいでしょ?どうせ見ないし」
「原油高で漁業者が困ってる?支援なんていらないよ。俺は魚なんて食べないからね」
この手の論理は自分と対象という二点でしか物事を判断していません。
その二点だけをクローズアップすれば確かに正論かもしれませんが。
もうちょっとトータル的に見て、多面的に考えてメリットを判断するべきだと思うのです。
(上記の例に異論や物言いがある人も多いと思いますが、あくまで「論理展開」の話ですのであしからず)
ペシャワール会のようなNGOは政府を「頼み」にしていたわけではないと思います。
ちょっと見た限りでは、援助金も受け取らずに活動をしていたようですし。
ただ、本当に一大事になったときに、日本国政府が邦人の安全確保に全力をあげないで、
果たして誰が安全確保に乗り出すのでしょうか?ペシャワール会ですか?
彼らは決してアフガンのため「だけ」に働いていたのではないでしょう (少なくとも結果的に)。
彼らの働きは、日本という国の評価、信頼、名誉にも繋がる活動です。
海外へ行ったときに日本人と言うだけで信頼してもらえたり良い待遇を受けたことがある人も多いでしょう。
今までに多くの日本人(や日本の製品や文化)が海外で高い評価を受け続けていることも理由のひとつだと思います。
治安の悪い国で生活をしている日本人と日本にいる日本人との間に、 なんだかすごいギャップが存在しているんじゃないかと思って・・・ イメージというか偏見というか、記号的に単純...
http://anond.hatelabo.jp/20080828130937 外務省の安全情報は役に立たないという風に捉えた人もいたようです。 私が言いたかったのは、リスクの高い土地で暮らし働く人にとっては、 海外安全情...
その手の過激な「自己責任論者」が一頃雨後の筍のように湧いたけど、今は治まっていると思います。多分。沈静化したのか底に潜った分タチが悪いのかは分からないけど。 増田さんの...
正論だとおもうよ。 こういうときに出て行かない国ならば国としての対外的な形が無いからね。 いくら国民の上に君臨しようとも外からは組織体としては認知できなくなる。 でも、正論...
同じスペックの日本人が同じ人数だけアフガニスタンとアメリカに行った場合、 危険な目に遭っちゃう人数が多いのは言うまでもなくアフガニスタンと思うけどなあ。 外務省の発表はそ...
行く場所によるんじゃないの?