心なしか視線が冷たい。
当たり前のことだが、「見た目障害者」じゃないと誰も障害者だと思わないから
親切にしてくれないのだ。
心臓が止まったら死ぬだけである。
手がなくても、足がなくても、目が見えなくても、耳が聞こえなくても
スポーツも出来る。
僕は頑張れません。頑張ると辛い。心臓が悪いというのは精神的にも辛い。
今の仕事はマイペースで仕事できるから心臓の負担にはならないけれど、
時々なぜ、ぼくは障害があるのになぜ一生懸命一人で働いているんだろうと
思うことがある。
会社で、障害があるから辛いといっても一笑にふされる。単に怠けようとし
ているように見えるのかもしれない。
「頑張っちゃうと心臓止まっちゃうかもしれないんですよ」
と言うと、やっと仕事をかわってもらったりできるけど
「めんどくせーな」と言う感じが読み取れる。
こいつサボりたいから、そんなこといってるんじゃないか?
と思われているようだ。
見た目障害者じゃないと世間の目はかなり厳しい。
可哀想に思われないと、誰も手をさしのべてくれないのだ。
僕が行政からされていることといえば、税金がチョビット安くなること、
電車やバスが安くなること、映画や博物館が安くなること、くらいである。
ぶっちゃけそんなのはどうでもいい。
もっと障害が重くなれば、もっとサポートしてもらえる。その場合
寝たきりだけど。
そしたら、皆優しくしてくれるんじゃないか?と思うことがある。
外出も一苦労になるけどね。
五体不満足は大ヒットしたけど、心臓だけ不満足は・・・ヒットしないだろうな。
メディアだって取り上げてくれない。だって、見た目が絵的によくない。
可哀想に見えなきゃだめなんだよね。
あー今年も24時間テレビがやってくる。
障害者手帳は? 企業の障害者枠で入ってる? 普通の人として採用されて、 「心臓弱いんです」 だと、なかなか風当たりが厳しいんだろうね。
心臓疾患であることをオープンにしてみるのはどうだろう。 私の知り合いの話になるが、「俺、昔心臓の手術してさー」的なアピールを適度に行っている。 毎日言うのではなく、飲み会...
あー、なんかわかる。 外から見える病気、怪我、障害はいいよなーと思ったことあるもん。