時々、はてブで「ライフハック的に(?)効率よく英語を勉強する方法」のような記事が人気だったりする。
個人的には、どういう心理状態でブクマしているのかなあ、と思うときがある。
もちろん推測に過ぎないのだが、多分、ほとんどの人がブクマしておしまい、のような気がしている。
思い出すのは、ある本に書かれていたこんな感じの話だ。
「セールスの秘密のコツを講演で惜しみなく話すスーパーセールスマンにある人が聞いた。『秘密のコツを教えちゃっていいの?』 彼は答える。『私の話していることは簡単なことですが、実践する人はわずかです。まして続ける人は1%もいません』」
「向上心こそ、重要なのだ」という意見はそれはそれで正論だと思う。
ただ、違和感は感じる。一ヶ月で英語を覚える?来月、訪米する予定がおありなんですか?その魔法のメソッドならば誰でも英語がペラペラになる?そんな都合のいい話を信じるんですか?私はやれば出来る子なんです?いやー、お互い、未来の自分に対する期待はオタクのリュックのようにパンパンですよねー、などなど自戒を込めて思ってしまう。
いや、言いたいことはそういうことではないな・・・。
プログラマならおなじみの「必要なときに必要なところを勉強する」勉強方法。確かにこの方法は有効だと思う。ただし普通に考えれば分かるが、その有効性は、緊急性と必要性の高さにかなり比例する。それで、「ライフハック的に(?)効率よく英語を勉強する方法」のような記事のブクマ数の多さと、英語力が緊急に必要ある人の数はあまり関係ないような気がする、的なことが言いたかった。
そしてタイトルに戻るのだが、「趣味として英語」をやっていった方が、人生も豊かになるし、まるで失敗することが運命づけられているダイエットのように新しい方法を見つけてはチャレンジしては挫折し・・・を繰り返すよりも、効率が良くないか?と思うのだ。茂木健一郎も効率の良い勉強方法は「脳に適度な負荷をかけ(続け)ること」と言っていたはず。ならば、あまり苦痛にならない程度の勉強量を生活の一部にしてしまって、習慣化し、継続して勉強した方が力になるはずだ。
では勉強量は?という話になる訳だが。多分、「上達の法則―効率のよい努力を科学する (PHP新書)」
http://www.amazon.co.jp/dp/4569621988/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1211648437&sr=8-1
に(元々この著者は「最強の英語上達法(これもPHP新書)」で有名)、週二回(を各々30分くらい?)やるくらいが一番コストパフォーマンスが良い・・・と書いてあったような気がする。
ではどこから始めるか?好きなところから始めればいいと思うが(基本的に趣味なので)、そもそも、このエントリを書こうと思ったきっかけが下の動画がyoutubeのトップにあったことなので、ちょっと見てみることをお勧めします。(元動画も含めて)
Re: 英語を早く上達する秘密な技 How to Improve Your English FAST!
http://jp.youtube.com/watch?v=qgt-x0sJ7rs
それで英語の話はおしまいなのだが、思ったことが一つある。上のような動画のまとめ記事が欲しいなあと。いや、上のような動画のまとめ記事が欲しいので記事を書いて欲しいと依頼する→アフィ入りで誰かが記事を書く、みたいなシステムがあれば便利かなあと。必要な記事/読みたい記事を書いて欲しい人と人気記事を書きたい/アフィで稼ぎたい人のためのマッチングシステムみたいなもの。すでにあったらごめんなさい。そんなところです。
http://anond.hatelabo.jp/20080525023334 CNNつけっぱなし。 ぶっちゃけ英語ってメリケンにとって国語。 それを理屈ではなく感覚で理解すんのが一番! はっきりとした動機づけをすれば どん...