痛いニュースで掲載されたRAG FAIRのおっくんのブログ内の2ch批判により、ものすごい数のトラックバックをされていた。
その中で、2chを匿名じゃないと何も言えない小さい人の集まりと批判しているブログがあった。
私は情報収集程度であるが2chを利用し、マスコミが隠している事も一般人のホンネも中には誹謗中傷も含まれているがとても重要な場所だと思っている。
なのでその批判したブログのコメント欄に、ウェブによって聞くことの出来なかった権力を持たない一般人の意見を共有できることを可能にしたと、2chを支持する旨のコメントを残した。
しかし、次の日の朝コメントは消され、「ブログとは関係の無い意味不明なコメントがあり今後は承認制にすることにしました」と書かれていた。
確かに長文であったし、馴れ合いコメントが並ぶ中で堅苦しいものだったのかもしれない。
だが、ブログをトラックバックすることも、公開することも他人と情報をシェアして意見を書き込む事がブログの楽しみと思っているので、真剣に書いたコメントを意味不明とみなして被害者面するのがどうも気分が悪い。
ブログの管理者は女性の様で、それにかわいそうだと励ます男のコメントが並ぶ。
2chの批判をした後に、「自分の発言に責任をもて」と書いた投稿者が無責任ではないか。
私は2chを一括りに気持ちの悪い集団と見なすこの人に、2chだからこそ可能になったことを伝えたかったのだ。
権力によって無視をされてきた弱小者に武器を与えて、政治はともかく企業に十分の圧力を与える事ができたこと。
仮に2chを実名制にしてみよう。それはウェブを殺したも同然である。
実名にすれば、いいたい事は現実社会と同じで言えず、現実社会がモニター画面にうつっているだけでまったく魅力がない。