この作品において独特の形態で提出された「きみとぼく―世界」の短絡性、中間的媒介たる社会や国家といった共同体の方法的後景化という手法は、本作品から数年後(2004年以降)に「セカイ系」のジャンル名で包括され、さまざまな作品群を先駆するものとなった。「セカイ系」は別名「ポストエヴァンゲリオン症候群」と呼ばれ、事実上、エヴァ現象(第3次アニメ大ブーム)以降発生したものではあるのだが、これが「エヴァ系」という、閉じた非生産的な桎梏を抜け、今日的で生産的な、つまりより開けた「セカイ系」という一固有ジャンルを獲得するにいたる過程には『最終兵器彼女』(以下、『最彼』)が『ブギーポップは笑わない』などと並び、決定的な役割を担ったのであった。
またその衝撃的なエンディングが議論を巻き起こした『まほろまてぃっく』に対しても本作品は非常に強い影響を与えている。
こういうオタクがオタク文化の中で比較して格調高く書き記して満足しているところに非常に虫酸が走る。
作品及びクリエイターを悪くいうつもりはまったくないが。
その衝撃的なエンディングなんてしらんわwwww
エヴァとしか対比できないのかwwwww
ポストエヴァンゲリオン症候群なんてのもオタク文化の中でしか言われてないだろwwwww
と思うのは俺だけではあるまい。