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http://anond.hatelabo.jp/20070827053505

残念ながら岐阜ではないですね。隣県ではありますが。

住居地区にこだわりはないですよ。市外へ仕事を探しに行ったことがありますが、途端に企業が求めるスペックというのでしょうか、面接においての話の中身がえらく違った方向へと向かうこともあり、なかなか折り合いがつかなかったですね。ただ罵倒されに行っただけ、といったところもありました。車で二時間以上かけて面接に行って、15分間罵倒されただけで終了、みたいなこともありました。悔しかったし情けなかったですね。あ、決して「高望み」とか、そういうことではないです。

地元でも「ホームページを作れる人歓迎」という求人記事は見かけることはたまにあります。ただ、求人側が普通の事務員さんと同じに考えているような待遇で……時給が700円で5時間くらいとか、そんな感じです。もちろん対象は女性です。大小問わず企業のホームページって、最初に作成業者が作って、その後は企業の従業員が更新管理したり、重要な部分は作成業者が手を加えて、それらの折衝をしながら運営していくと思うんですが、地元では作成から更新管理まで業者が一括してやるんですよ。これは、従業員及び事業主にホームページの知識がまったく無いからで、ましてや個人で事業運営しているところが多いから、ホームページの更新なんて事業主はやりたくもないし、重要性もいまいち認識されていない。だから、そこに作成業者が付けこんで（？）、例え知識を持っている人が従業員として入社しても、自分の更新管理の領域を強く主張しつつ、更新作業は自分に連絡を受けたときにしかやらない。しかも連絡をしてから数日経過しないと更新しない。それでいて、更新が滞っていても、月々の契約料として割かし大きな額を頂戴していく、という、なんともおかしなことをやっています。ちなみに、地元にある観光ホテルのホームページで、半年以上更新されていない、ってところもあります。

一度、団体のドメインを使って会員さんにメールアドレスを作って配布し営業などで使ってもらおう、って試みをやったことがあるんですが、メーラーの設定自体ができない人が多くて、手を挙げてくれた人にどれだけ噛み砕いて説明して、実際家へ行って設定までしたのですが、一切理解されずに頓挫したことがありました。

同級生ですか……実は、同級生のほとんどはもう地元を離れているんですよ。都市部……近い場所では名古屋市、大阪市あたりで働いていますね。それに、こんな狭い地域にも係わらず、地元に誰が残っているのか、どんな生活をしているのかなんて情報は一切無くて。

あとPCに触れたことのないひとに、パソコンなんて遊んでいる以外の何ものでもないんだから説明するだけ無駄。

飛行機が怖くてのれないいう人に仕組みを説くのとおなじぐらい無駄。

ああ、これは分かりますね。まあ確かに、未領域のことを話されても理解ができない、というのはどのケースでも同じだと思います。

この間、ある統計調査の結果を見せてもらったんですが……うちの地域、年収200万円台が40％以上なんですよ。同じ統計調査の全国平均は20％台なんですが、うちだけ飛び抜けています。高齢人口（年金生活者）が多いというのもあるのですが、私のような100万円台から脱出できない連中も、少なからずいるのではないか。そんな気がしてきました。この地域は、ひょっとしたら重力の底みたいなものなのかもしれません。この重力からどのようにして脱出するか……そのための地図は、どこまで広げれば良いのでしょうか……今かなり不安でちょっと情緒不安定ですね。冷静さを取り戻さないと。

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