20歳大学生男。中国の女性留学生(日本語ペラペラ)との会話。
「最近すごく腹立ったことあった。聞いて。」
「なに?」
「昨日テレビ見てたの。そしたら中国の女子大学生の20%は愛人志望だって。
すごく嫌な気分になった。司会もまるで中国人全員がそうであるかのように言ってた。」
「あー」
「それでもっと腹立ったのが、司会が『いますぐビザとって中国行かなきゃ』と言ってた事。
こんなことより、もっと報道すべきことあると思う。」
「まあ、そりゃあね。でもマスコミは話題性が大事だから・・・」
「視聴率がすべて?私はそうは思わない。社会に対する正義とか義理が大事でしょ!」
「うーん、でも資本主義だし」
「どうして中国と日本、お互い悪い面しか見えないのかしら。すごくつらいわ。戦争の事とか。
でも、戦争で傷ついたのは庶民だもんね。それはどっちの国も一緒。もう戦争は絶対にしたくないわ。
私、子どもが生まれたら、絶対に戦争には行っちゃダメって教えるつもりです。」
「うん、それはいいことだとおもうよ。僕の祖父の兄弟も中国大陸に行って戦死しました。戦争は嫌なモンです。」
「本当にそうです。実は、日本も戦争後数年はすごく貧しかったって聞きました。最近知りました。でもそのあとすごく発展しましたよね。
中国は文化大革命のせいで全然発展できなかった・・・。私の母親とか小学校すら出られなかったのです。」
「そういや、文化大革命ってなんなんですか?名前はよさげだけど。」
「名前はね(笑)学者とか知識人とか若い人をどんどん田舎に送り込んで労働させたのです。それで学問も経済も
すべて停滞しちゃった。中国の人は『あの10年間がなければ、今頃はもっと発展していた』と口をそろえて言います。」
「えー、そうなんだ。そんなんだとは知らなかった。その間に日本はアメリカと組んでアメリカに守ってもらいながら経済発展しまくってましたよ(笑)」
「私も、それはすごい賢いと思う。(笑)」
とりとめがつかなくなったのでここまで。
聡明な女子ですねー おもしろいのでまた書いて欲しい。