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要約：言いたいことが言えなくてメタ視しちゃってるけど、もう疲れた。
言いたいこと言いたいけど嫌われると怖いから言えない。まあ頑張るか。
です。
以下逡巡。
気を使いすぎて疲れた。友達に好かれるよう気を使いすぎた。気を使わないという気の使い方を試したが疲れた。考えながら会話をしてる時点で疲れるのは当たり前だ。相手に嫌われないようにしながら会話するのでは茨の道しか歩めない。たぶん痛い思いをして進んでも何もない。目先の平安が光の速さで流れていくだけ。
考えて会話するのはいいのだ。相手の反応を気にして、好意的な反応がもらえるように思い悩みながら会話するのが疲れるのだ。相手の話を聞いて、ちゃんと内容を噛み砕いて理解して、自分の考えを盛り込みつつ返答するのは良いのだ。そのとき生じる疲れは心地よい疲れだ。話が続けばだけど。
会話が途切れるのを恐れている。いつも言葉が飛び交っていないと不安だ。会話相手のことなど考えていない。見えていない。自分が不快にならぬよう言葉をつなげている。つながりがない事柄を無理やり持ってきては話を続けようとする。自分にはつまらなくてただの現象にしか思えない身近な出来事を他に話すことも思いつかないから投げている。
（たぶんここらへんから僕は僕自身を見つめ始めた）←メタ
僕は・・・相手を見ていない。傷つくのは嫌だ。でも傷ついてやっと経験値が増える。友達ってその傷をやわらげてくれるはずなんだよね。でもその友達との関係で悩んでいる。何か間違ってる。どっかで間違った。間違った理由は他の人の言う友達論を信じすぎたからだ。
僕の友達は言った。「男同士で帰るときに何も話さないなんて嫌じゃん。」ネットで誰かが言った。「友達間で気を使う必要ないじゃん。」僕の頭の中で誰かが呟いている。「空気読めよ。」いろんな意見があって僕はどれがよいのか分からない。
自分で決められないのかよ。また僕の頭の中で誰かが言う。僕は言い返す。「正しさなんてないだろうが。自分の心を見て、一番安らかになることをすればいいんだ。」でもまた頭で響く。
「でもそれで誰かが、例えばおまえの悩んでいる対象である友人が、おまえの心が最も安らかになる方法に不快を覚え、おまえを嫌ったならどうする。嫌なんだろ、それも。おまえは楽がしたいんだ。友人関係にできるだけ手間も時間も言葉も労力も割かぬようにしたい。それでいて好かれたいなんて無茶を世界に要求してるんだよ。欲張りめ。お前は自分の幸福と他人の幸福両方を取ろうとして勝手に苦しんでいるだけだ。お前は手に入りそうなものは全部手中に収めたいし、既に持っているものは手放したくない。無自覚な自分と『自覚できている』と思っている自分、そしてメタな自分。全部の立ち位置でいたいと思っていやがる。醜悪だ。お前は大勢から疎まれているよ。言いたいことも曖昧にして、実際に口に出していることも曖昧だ。お前は何も言っていない。お前は何も言っていない。感じた振りはもうやめろ。おれまで疲れちまった。」
メタ視点の僕はもうダメそうだ。僕本人としても出てきて欲しくはない。休んで欲しい。これからは頑張れる。メタに頼らない。僕は僕でいく。嫌われてしまうならそれも僕らしさだ。って言い聞かせてみれば楽になる。
ちょっと楽になった。でも明日からもまた僕の中の友達論が邪魔するんだ。そうしてヤンキーに憧れる。次生まれ変わったら虫かヤンキーがいいな。そんで変なことで悩んだり閉じこもったりしないで彼女作っていちゃいちゃして好き勝手やってバイクで事故って死ぬんだ。いいなあ。
現実逃避は良くないな。明日からまた試行錯誤だ。きっとうまくいく。前よりはずっとましだ。
でもずっとずっと前の僕は今よりもずっとずっとずっと人とのコミュニケーションが上手かった。どんな会話をしてたかは覚えてない。でも上手かった。僕に会話をできなくさせたのはどこのどいつだ。殺してヤンキーに生まれ変わらせてやる。そうさ、たぶん変えたのも僕だ。お前なんか柄にもなくヤンキーになっちまえば良かったんだ。正義感の強かった僕のことだから言うことだけはいっちょまえになってただろう。悔しいなあ。うざったい、って思ったときに「このばかやろう、うざいんだ」って何の逡巡もなく言えたならなあ。今の僕が誰かを傷つけているかもしれない可能性はあるが、逡巡がある分それは減っている。明日からでもうざったいやつ身勝手なやつに「このくそやろう、少しは考えろ」って言えればいいんだけど、嫌われるのがやだから言えない。大学デビューしたいなあ。でもやっぱ怖いよ。
長ったらしく書いてしまっていた。
もう一度まとめると「嫌われたくないけど言いたいことは言いたいなあ、けど怖いよ」となります。
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