好きで買った本であるはずなのに、家に帰ってからなんとなく読む気がしなくて、そのまま積読、ということが結構ある。趣味の本なのに、なぜか、なんとなく乗り気がしない。その割りに、どうでもいいような本を買った勢いで読んでるとあっさりと全部読んでしまえていたりする。これ、どうにかならんものか、とモヤモヤしていたら
「やまだ眼」という本にこんな一節があり、思わず一人で頷いてしまった。
DVDをレンタルでなく買ってしまうと「いつでも見れるや」と思うが、
退屈で仕様がない時ですら見る気がしない事がある。
まさしくこんな感じだ。
そしてそれについている解説文がコレ。
買うという行為で、そのモノの価値やモノの関心までも消費してしまうことがある。高価なブランドのバッグを部屋に山積みにし、中には一度も使ってないバッグもあるという女性をTV番組で何人も見たことがある。自分だって、まだ聞いていないクラシックのCDを何枚も持っている。バッグなら何かを入れて外出する、CDなら音楽を楽しむという真の目的があるのだが、買う、つまり所有すること自体が目的となり、買った時点でもう満足してしまう。さらに買った後には、そのバッグやCDをちゃんと使わなくては、という真の目的を知っているが故の義務感も生まれ、それから逃れたいが為に、暗にそのモノを遠ざけてしまっていたりする。
なるほど。やはりプロは違うなと妙に関心した。見事に説明してある。
それと、趣味の事なのに、学習っぽくなってしまうときも、なんか義務感感じて遠ざけちゃう。
例えばアニメが好きな場合、「今ネット上で盛り上がってるかららきすたは一度くらい見ておくか」みたいな、そういう気持ちで見ようとすると、何故か時間があっても見る気がなくなる。
そもそもなぜ義務感を感じると人間嫌になるのだろう。
高校生の頃、ある程度勉強計画をたてて(別に無理のないものであったはずなのに)、「さああとは実行するだけだ」というところまでお膳立て(自分でやったのだが)したというのに、なんかやる気がしなくなったりする。別に勉強は嫌いなほうではなかったのだが。
こうした義務感に打ち勝つようなライフハックはないものかなあ。そもそも義務感を持たないようにすればいいのか。だがどうすればいいのだろう。
義務でないのに義務っぽく感じるから嫌になるのであるからして、最初から義務だと思えばいいのだ。 読書は義務だ、あなたは義務で本を読むのだ。
anond:20070703041409 私の場合、趣味に費やせるお金が少ないので、買ったり使ったりする前に何ヶ月も考え込みます。 そして、どーしても欲しいもの(こと)だけにお金使ってます。 なので...
あなたにとって義務感ってのは、自分の意思で感じたり感じなかったりできるものなのか。 自然と感じてしまったりする物だと思っていたが。
anond:20070703083435 趣味に関しては、自然と義務感を感じないな。 あくまでも趣味限定の話ね。 自分の意志とは関係なく義務感感じることは多々あります。
話の分からない人だな。 えーとね。君が趣味では感じないなとかそういうのはどうでもいいし、聞いてないんだよ。 義務感とかそういうのは「自分の意思で感じたり感じなかったりする...
私の場合、他にやらなきゃいけない事がある時に積んだ本やDVDやゲームを消化できる事が多い。 あー、こんな事してる場合じゃないのにーと思いながら次々と…。 (テスト前に掃除した...