そもそも男と女では、特に「痩せ」と「ぽっちゃり」という言葉の使い方、つまり対象となる体型の範囲が
何か決定的に異なっている印象があるため、その意味で以下の文は全く意味を成さないかもしれない。
男性は確かにぽっちゃりしてる子に「痩せろ」と言う。そして実際に痩せるとまた文句を言う。
そのくせ連れ歩くには痩せてる子がいいと言う。この点はもう間違いない。諸手を挙げて同意する。
じゃあ、男が最も理想とする体系は結局のところどうなんだよ?ということなのだが、俺はここであなたの
エントリにはなかった「むっちり」を提唱する。
これはぽっちゃりと痩せの間にあるが、語感としては絶対にぷにとは相容れない関係にある語だ。
これは先天的に恵まれたものか、またはやっていたスポーツによって育まれた体型であり、
場合によっては豊富な性の経験によって形成される場合もあるようだ。このへん120%偏見である。
範囲としてはまさに痩せでもぽっちゃりでもないところに位置する。男女誰に訊いても彼女の体型は
「痩せ、てはいないよねぇ。でもぽっちゃりでもない。普通?よりちょい太ってる、のかなぁ。」であり、
そして彼女自身は自分がぽっちゃりであると断言してはばからない場合が多い。
つくべきところに肉がつき、しなやかな筋肉らしきものも平均より多い。
ウエストは昨今理想とされているよりも少し太いが、決してたるんではいない。
こんな感じでイメージできただろうか。ぶっちゃけ男が一番ヤりたい体型だ。
しかし、テレビやら雑誌やらの影響で、理想の体型の定義はそこからずれつつある。
もうこの辺りも語りつくされただろうが、そうやって男の「人に見せたい=連れ歩きたい」体型と、
「セックスしたい=そそられる」体型が乖離してきたはずだ。きっとそうだ。そうに違いない。
実際のところ、お洒落な男、つまり流行を追うのが上手い男は、セックスしたい体型自体も
痩せ型にシフトして、その一派が隆盛を極めつつあるのも事実だが、
やっぱり最大公約数的なところをとると男の理想は今もそしてこれからもむっちりである。独断である。
さてここで問題になるのが、貴エントリの男の「痩せろ」発言である。
これまでを踏まえると、この男がいいたいのは、ぱっと思いつくだけでも
1. 俺の理想体型は連れ歩く、ヤるともに痩せ型だから、痩せろ
2. 実際今付き合ってるんだから、ぽっちゃり好きなのはわかってくれてるだろうけど、
対外的な意味では痩せてくれてもいい
3. 俺はむっちりが好きで好きで辛抱たまりませんので、ガリ的な意味でなくむっちり的な意味で
奇跡的に身体を絞ってください
があり、もう少し腹を割ってそいつのフェチズムを解体しないと、真意はわからないだろう。
ダイエットをするにしても、絶食系と運動系ではゴールの体のタイプが異なるし、
俺としては運動系のダイエットで是非むっちりを目指してもらいたいところだが、それはまた別の話。
結論としては、結局言われた女がまずすべきなのは、痩せることではなく、本音を探ることだ。
街で、テレビで、その子の男は色んな痩せ型の女性に目をとられるだろう。
しかし、その中でちらほらと、むっちり型の女性がいたなら、彼女に痩せる必要性は皆無である。
実際ぽっちゃりとむっちりの親和性は高い。人によっては同義ですらある。
彼女はただ、セックスという名の運動を通じてむっちりになればいいだけであり、
ずっと女子に囲まれた生活を送ってきたのだが今更きづかされた。 「むっちり」という表現は男性にのみ与えられた表現方法なのでは?と。 というのも女子が女子のことを(あるいは男性の..