僕は某企業で、世界で五本の指に入るトイレを開発した凄腕技術者だよ。
どの製品かって?それはちょっと答えられないね。
ヒントは、どんなウンコも詰まらないトイレ。
きっと君もどこかで一度はこのトイレを使ったことはあるだろう。
君のおうちの快適なトイレもひょっとするとそうかもしれないね。
あるITベンチャーのお偉いさんのTさんがウンコの絵をブログに載せていた。もうダメダメだったよ。
ウンコみたいな稚拙な落書きなんだけれど200ブクマ集めてるの。
時代の先端を行くTさんはウンコ絵描かせてもすごいねとブクマコメントがついてるの。もうバカみたいだった。
僕はもう見てらんなくなって自分のブログにウンコの絵を載せたよ。
なんてったってトイレもウンコを知り尽くしているトイレのプロだ。
そんじょそこらのウンコ絵とは違う。
でもブクマされないどころか「実績もないくせにTさんに対抗かよプゲラ」と罵倒コメントをもらう始末。
相手も素人だもんね。ウンコ絵のよしあしなんてわからないから許してあげた。
でもさ、僕がTさんと対等に評価されるためにはどうすればいいのさ?
実績?
トイレの試作品を公開するの?単著を出すの?仕事と同等のクォリティのブログを書くの?
どうせ作り話のハッタリだろうって?
トイレもウンコも知らないただのウンコな野郎のたわごとに違いないって?
そんな疑問はナンセンスだ。ウソかもしれないしホントかもしれない。だからこそ増田に書いているんだ。
大事なのは、君は人の実績や知名度を見てウンコの評価を決めてるんじゃないかって事さ。
君がつまらないと思ったウンコ絵、実はウンコを知り尽くした奴の描いた素晴らしいウンコ絵なのかも知れないよ。
奴がウンコを知り尽くしているって事を君が知らないだけでね。