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2010-08-01

こえでおしごと!」を許せないという話

こえでおしごと!」、アニメ化されるってことで読んでみたのだけれど、これがちょっと頭を抱えたくなるくらい問題のある漫画だった。

 

まず、ヒロイン声優を依頼されるに至る理由がありえん。

田舎メーカー声優地元に呼ぶのが大変だから」らしいけど、いや、普通メーカーの人が東京とかに行って収録するよね。

まあ、そこは物語始動させるための方便ってことで、どうでもいいっちゃどうでもいい。

問題なのは、ヒロインの描かれ方。

ヒロイン素人故に技術がないため、行き過ぎたメソッド演技(演技しながらイッちゃうとか)で役柄に挑む。

作品はそのヒロインの様子を、エロコメ的に映しだす。

 

現実だったら絶対あり得ないような方法で仕事をする人物を登場させるのは、コメディ系の職業漫画として問題ない(それで面白くなるならば)。

特定の職業性的に消費するのも、ポルノってのはそういうもんだと思う。

 

俺が問題だと思うのは、この漫画コメディに徹せず妙に感動っぽい要素を入れているため、そのヒロイン姿勢が「ありえねー」というよりも、「良いこと」「頑張っていてえらい」みたいな描き方になってしまっている点だ。

結果として、エロゲーに出演している声優本人をポルノ的に消費すること(声優が、ポルノ的に消費しやすい振る舞いをすること)を肯定するかのような内容になってしまっている。

勿論、エロゲのボイスは、ポルノ的に消費されることを目的として作られている(ものも少なくない)が、その消費対象はあくまでも「キャラクターの声」であって、声を発した声優本人ではない。

この違いを混同させる「こえでおしごと!」は、ちょっとデリカシーが足りなさすぎると言わざるをえないんじゃないか。

金八先生なんかが、偏った理想論を教師という職業押し付けるというカドで批判されたりするが、エロゲー声優というのは教師なんかに比べてずっとずっと誤解されやすい職業なのだから、扱いにはより一層の気遣いがあるべきだろう。

 
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