小山田圭吾のやつは、鬼畜系サブカルじゃないよ。QJだから、イキってるやつら、泥水すすってないやつらだよ。渋谷系。東京の裕福な私立中高出身。
そういう、クサイサブカルへのカウンターとして、“ほんとの”サブカルとしてあったのが悪趣味&鬼畜系で、釣崎清隆や村崎百郎や鶴見斉や青山正明や、最初の頃のGONとBUBKAは、本当に救いになったんだよね。世の中はクソだけど、そのクソからでさえ美しい花が咲くときもある、みたいな。あと、やってた人たちは辛そうだったのも共感できた。
なので、根本敬とかみうらじゅんとかは、当時から違うよな、と思ってた。本人つらそうじゃないし、自分の手を汚さないし。奥崎謙三は気の毒だったな。