ここで言う「武蔵野」とは、東京都武蔵野市とはまた別の場所。私が勝手に思い描いている東京のどこか。
「武蔵野」には何もない。おしゃれなカフェや、ビルや、車が忙しく走るような立派な道路もなく、ただただ、雑草が生い茂る平野がどこまでも続いているだけ。時代に取り残され、人々にすっかり忘れ去られてしまった悠久の場所。
8月の真夏日、日が暮れて空が藍色に染まる頃、喉をカラカラにしながら「武蔵野」の小さな小道をさまよい、見つけた川を眺めながらタバコを1本だけ吸うんだ。
Permalink | 記事への反応(1) | 17:02
ツイートシェア
群馬に一泊旅行でいいんじゃ・・・
草原に行きたいだけならそれでもいいんだけど、「武蔵野」じゃなきゃダメなんだよ 人の手が入り、自然の影などすっかり無くなってしまった東京にある「武蔵野」に行きたいんだ