気がつくと雨期が終わりの気配を見せている。
焦点が、
激しい夕立のなか、とびきり可愛い少女がTシャツを脱ぎ捨てて、この辺りでは珍しい色白の肌を晒し、セミロングの髪が泥水に浸かるのも厭わず、私のために逆立ちをしたりタイルの上をスライディングしたりして、どう見ても1学齢くらいにしか見えないけど質問すると4学齢と応えるその限りなく直線に近い曲線を見ることができるのもしばらくおあずけかぁ、いや、今は何の変化も訪れていないそれを来年の雨期も見せてくれるのか、いやいや、いったい何歳までこの路線で行くのだろうか、 というところにシフトしてきていて、2,3回死ねばいいと自分でも思う。死んで生き返らなければいい。