■雨の日こそあなたにバラを
楠の木陰で 心のノートパッドとキーボードを引き出し書きつづる
時間を無駄にしてなぜ書きつづけるの?
心に曇りが生じ雨を降らす時 雨に濡れたバラのつぼみの色艶は晴れた日よりも美しいから
美しく咲く予感がするから私はバラに水を与え手を入れる
雨が降る日は心の中にあるバラの手入れに良い日だ
そうして育ったバラが咲いたらあなたにも見せてあげよう
あなたの心に雨が降る日にはこのバラを捧げよう
他人の悲しみを思いやる気持ちを忘れた人に
笑い方を忘れた人に
妬む人に
道に迷った人に
ぼっちな人に
こじらせた人に
罵り言葉しか気持ちを表現できない人に
人生の歓びを知らない人に
こんな雨の日こそあなたにバラを
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