音痴にも二種類あってさ。
雑に言うと、耳に問題があるのと、喉に問題があるのなんだよ。
喉のやつは正確に音程を聞き取れてるけど、発声が不慣れなせいで音痴になってるから、歌うことを続けてれば確実に上達する。
お手本データが頭の中に入っているから、それを上手く再現できるようにしていくだけなんだ。
最初から歌が上手い奴っていうのも居るには居るが、たいていはこの種類の音痴からスタートして徐々に上手くなっていったパターン。
ただ耳のやつはダメだ。何年カラオケ行ってもかけらも進歩しない。
歌手が歌うお手本を聞いている段階で違うように聞こえてるから、違うように歌ってしまうのも当たり前のことだ。
コミュニケーションがヘタクソなのにも二種類ある。
よくある「コミュニケーションが苦手だったけど、なんだかんだで友達が出来ました」話っていうのは、アウトプットに問題があるパターン。
楽しいと感じているときでも無表情だったり、普通に話しかけたつもりなのにケンカを売っているような口調になったり。
表現したい感情が、不慣れなせいで正しく伝えられない。これは練習すれば直る。
とにかくたくさんアウトプットし、たくさんの人と関わることで、感情を誤解のないよう伝えられるようになる。
でもインプットに問題があるパターン。これはどうしようもない。
相手が何を言わんとしているのかどう感じているのかと全く理解できず、的外れなことをアウトプットしてドン引きされてしまう。
物語文の読解が出来ても、日常生活におけるアウトプットが絶望的な奴はいます。 ソースは俺。 これ以上被害者を増やさないようにこれから死のうと思いますが どうすればいいです...
アウトプットは経験を積めば改善されるって。 年取れば治る。
プログラミングの勉強をするんだ。