40代。まだ現役でIT土方。モバイルのソーシャルゲームをPHPで書いてる。
給料は手取りで5ケタ。ワーキングプア。自分の住んでる町の生活保護だって6ケタあるのにな。
ゲーム自体はたぶん、それなりに面白いのだと思う。いま、次々立ち上がっているソーシャルゲーム関連の投資事業とか、協業者を探しているゲームポータルとかから声がかかっているようなので。
会社のエライ人たち、ソーシャルゲームバブルに浮かれきってる。もちろん自分より若い。かなり。
マネタイズのためにあれやろうこれやろうとアイデアを出して、作ってるのはオレ。
アラフォーはバブルとその後を経験しているので、こういう浮かれっぷりは警戒するクセがついてる。
ただ、ドコに進むのは決めるのはウエノヒトなので意見は言わない。
5人くらいいたプログラマはどんどん辞めた。
いま、オレ1人だけで全部書いている。
それやったらますますつまんねーじゃん、という仕様変更にも、黙々と応じる。他人が残したバグも、黙々と直す。それが仕事だから。
で。
わりと幸せ。
地方だし。未だ実家だし。(というか出て行けないのだが。この給料では。)
恋愛だの結婚だのは、正直何が楽しいのかさっぱり分からないのでする気もないし。
モノがゲームなだけに、締め切りとかクライアントの顔色とかはあまり気にしない仕事なので、いざとなったらまぁいっか明日に伸ばそう、が軽く言える世界。だから、深夜残業とか休日出勤は断固固辞してる。
毎日23時には家にいられる。
土日祝日はのんびりできる。
ただ。
トーキョーで同じくソーシャルゲームバブルをざぶざぶ泳いでるゲームプロバイダのエライヒトとなぜか話す機会があって。
もったいない、来ればいいのに、と言われる。一緒に作ろうとか。給料なんてワリと簡単に上がっちゃうもんダヨーとか。そんな感じの断片しか覚えてないけど。
自分は不幸なのかなあ。
基準が狂ってるだけなのかなあ。
「外」の人と会って初めてそんなことを考え始める。
井の中の蛙は、井の中にだけいてそれが幸せだと思っていただけなのかなあ。
井の外に出て行ってどんな幸せが待っているのか、全く具体的に分からないので、こうしてなんとなく書いてみる。
トーキョーに行くと、なにが幸せなんだろう。
それは、ちゃんと夜には家に帰れて、週末は休めるような、そんな生活を捨ててまで、取りに行くべき幸せなんだろうか。
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