2010-04-05

低い位置で安定するということ

僕は混沌とした世界が好きだし、

弱肉強食世界が好きだ。

ハンディを負っている訳でもないのに努力を怠る人は好きじゃない。

しかし実際には、

そのような混沌とした世界存在することは稀で、

安定した世界に包まれることが多い気がする。

安定といっても、いい意味ではなく悪い意味で。

低い位置で安定している。

そういう、ぬるま湯みたいなやつを嫌っていたんだけど、

最近は考えを変えた。

それはそれでいいというか、

どうしても、そういう風になってしまう気がする。

たとえばWindowsは十数年もOSを独占しているが、

そのお陰でPCは普及したし、分かりやすかった。

IntelCPUもそう。

mixiも同じ。

Googleだって、低い位置で安定するようにならないとは限らない。

そのように安定した権力誕生することで、

排除される者というのが出てくる。

競争が起こらない。

新陳代謝がなくなる。

しかし、それには目をつむっても、

いいのではないかと考えるようになった。

そう考えると、

ブックマーク衆愚化するのも、

肯定的に捉えられる気がしてきた。

状態としては悪いけど、低い位置で安定している。

デメリットよりも、メリットの方が大きいのかもしれない。

  • 人間は、危機から逃げる事で進化してきた面があるとすれば、 そうだと思う。 多分、人間には安定用のスイッチと危機用のスイッチが用意されてる気がする。

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