2010-03-03

不完全になる"勇気"を持つ

研究世界では、100%のデータが揃わなくても、先に論文を発表したほうが勝ちだ。一方で、完璧クオリティでも、発表が他人より1日でも後になれば、評価はゼロになる。そのため理系人間は、不完全なデータを活かして、どれほどの成果が上げられるか、クオリティと期限を天秤にかけて作業している。

 おそらく過去ノーベル賞も、計画の達成度は70~80%程度だったに違いない。研究者が考えるべきは、限られた材料でいかに質の高い論文を完成させるかということだ。私を含め理系研究者は、常に仕事の質と期限とのバランスを念頭においているのだ。

 多少のアラがあっても、期限までに許容範囲クオリティで全体を完成させること。どんなときでも、不完全になる“勇気”を持つことが大切なのだ。

日常カイゼンのコツ】

point1…わからないところは飛ばして進む

point2…不完全になる勇気を持つ

point3…いい加減を「良い加減」で使いこなす

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20100302-00000001-president-bus_all

  • 研究の世界では、100%のデータが揃わなくても、先に論文を発表したほうが勝ちだ。一方で、完璧なクオリティでも、発表が他人より1日でも後になれば、評価はゼロになる。 よくこう...

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