2010-01-21

このあいだの夜、知らない人の家に行った。

ニワンゴで知り合った男性

同い年なのと、メールのやり取りをしたときのなんとなくスムーズな感じから、また隣県だったので、

「異性だけどセックスはなしで!」と冗談ぽく念を押して飲む約束をした。

最初にメールをして三時間後、私は一時間と650円をかけてその人の家の近くの駅に行った。

気持ちは「なんかあってもまあいいか」だった。

待ち合わせ場所に来た人は、服装からあまりもてなさそうな印象の大学生だった。

居酒屋に行って、よくメールで人と会うの?と聞かれて、正直にこれが最初だと言った。

大学の話を聞かせてもらったり、自分の話も聞いてもらって、

相手の相づちや話し方から、相手が私にとって話しやすいタイプの人であることを知った。

二回くらい「本当にくるとは思わなかった」と言われた。

私も、自分が顔も知らない人と会う約束をするとは思ってなかった。

深夜彼の家にいって、棚にある漫画を読んで(私はジャンル関係なく漫画がとても好きなので)、

ベッドの上でいっしょにホラー映画をみた。面白かった。

そして眠くなったので、「一緒に寝る?」と言ってみると、なんとなく彼がうれしそうに「うん」と言った。

ベッドの中で話をして、静かになった頃、寝たと思っていた隣の彼の瞳と目が合った。

「むこう向いて」と言われ、彼が腕をまわしてきた。ベッドの中でぎゅっと抱かれた。

腕の位置がつらそうだったので、私が動いて、少し彼が楽なようにした。

彼が「ここに何しにきたの?」と言った。「漫画読んで、PS3あればゲームしにきた」と答えた。

昔、母親が私のとなりで、今と同じように肌を密着させて添い寝をしていたとき、

「熱くるしいな」と思い、手をはなさせ、自分がそっぽを向いて眠った日のことを思い出した。

彼が私の髪の毛のにおいをいいにおいだと言った。

それはシャンプーさえ使えば誰にでもだせるものだと思った。

大事にするように、肌を密着させて抱きしめられた。異性にそんなことをされるのは初めてだった。

ふと自分処女だったことを思い出した。寒気がした。

彼が隣でねむっていないことは知っていたが、寝た振りをした。

30分くらい寝て、朝になっていたのでベッドから出て、漫画を読んだ。

彼も起きたがすぐに眠り、勝手に帰ろうかとも思ったが、漫画の続きが気になったので4時間くらいこれを読んでいた。これもまあまあ面白かった。

帰りの電車で、彼を好きにならなくてよかった、と思った。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん